米国で放送中の「DAZN Boxing Show」で、パウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングの更新が行われた。全ての階級を合わせたトップ10のボクサーを発表するもので、先週末に行われた、ワシル・ロマチェンコ、ガーボンタ・デービスらの試合の結果を反映したものとなっている。
土曜日に行われた試合でスーパーライト級世界王者となったガーボンタ“タンク”デービスが新たに9位にランクイン。同じく週末に試合のあったワシル・ロマチェンコは、中谷正義を退けて復活。9位から7位に上昇し、昨年敗戦を喫しベルトを奪われた6位テオフィモ・ロペスJrのすぐ下につけた。
だが、ランキングにはほとんど動きがなく、トップ3の様相は変わっていない。サウル“カネロ”アルバレスは今年後半にスーパーミドル級統一を目指しており、2位の井上尚弥は先月頭に圧倒的なパフォーマンスで王座を防衛した。3位につける無敗のウェルター級戦士テレンス・クロフォードは近々リングに戻ってくる予定だ。
「DAZN Boxing Show」では、リーディングホストのアキン"Ak"レイエスとカマル・バラク・ベスが最新の順位表について語り合った。
「そろそろ頃合いだと思っていたんだ」とバラク。「つまり、デービスは既に僕のリストに入っていたんだよ」
「ジャーメル・チャーロがリストにいないのが気になるな。それから、タイソン・フューリーは1年以上試合をしていないのだから、もう少しランクを下げるべきだろう。活動していないのだから、リストから除外してもいいかもしれない。だが、パンデミックが理由だから、少しは慈悲を与えようと思う。それに彼のこれまでの活躍を知っているからね」
「ああ、ジャーメル・チャーロについては議論の余地がある。だが、このランキングに入るのはとても大変なことだとは思う」
DAZN選定 PFPランキングトップ10
1位 サウル“カネロ”アルバレス(変動なし)
2位 井上尚弥(変動なし)
3位 テレンス・クロフォード(変動なし)
4位 エロール・スペンスJr (変動なし)
5位 ジョシュ・テイラー(変動なし)
6位 テオフィモ・ロペスJr(変動なし)
7位 ワシル・ロマチェンコ(↑9位)
8位 タイソン・フューリー(変動なし)
9位 ガーボンタ・デービス(↑ランク外)
10位 ジャーモール・チャーロ(変動なし)
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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7月10日(土) 10:00 | ラミレス vs.バレラ | ライトヘビー級12回戦 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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