WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチが2023年7月25日(火)に開催され、井上尚弥とスティーブン・フルトンが対戦する。
本記事では、スーパーバンダム級転向初戦となる井上尚弥vsフルトンの勝敗予想や同試合のオッズ、そして対戦相手フルトンについて詳しくまとめている。
井上尚弥vsフルトンの勝敗予想
WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ「スティーブン・フルトンvs井上尚弥」が7月25日(火)に東京・有明アリーナで開催される。
バンダム級で日本人初の4団体統一を成し遂げた井上尚弥は、今年1月にスーパーバンダム級への転向を表明。史上初の2階級4団体統一へ向けて期待がかかるなか、現WBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者の強敵・フルトンと拳を交えることになる。
大手ベッティングサイト『William Hill』による予想オッズでは、「井上尚弥が勝利する」に「1.28倍」と高いオッズが付いている。中でもKOもしくはTKO、DQで勝利する可能性には、なんと「1.80倍」を記録しており、24戦24勝(21KO)と驚異的なKO率を誇る''モンスター''有利の見方が非常に強いようだ。
また、フルラウンド判定までもつれた場合でも、フルトン「5.50倍」に対して井上が「3.25倍」と勝利する見方が強い。一方で序盤の1~3ラウンドで決着するより、4~9ラウンドの中盤で井上がKO勝利を収める可能性が高いとの見方も数字に表れている。
内容 | オッズ |
---|---|
勝敗予想 | 井上尚弥:1.28倍 フルトン:3.75倍 引き分け:15.00倍 |
KO、TKOで勝利予想 | 井上尚弥:1.80倍 フルトン:11.00倍 |
判定で勝利予想 | 井上尚弥:3.25倍 フルトン:5.50倍 |
1-3ラウンドで勝利予想 | 井上尚弥:8.50倍 フルトン:34.00倍 |
4-6ラウンドで勝利予想 | 井上尚弥:5.00倍 フルトン:21.00倍 |
7-9ラウンドで勝利予想 | 井上尚弥:5.50倍 フルトン:34.00倍 |
10-12ラウンドで勝利予想 | 井上尚弥:7.00倍 フルトン:34.00倍 |
対戦相手紹介:スティーブン・フルトン
Esther Lin/Showtime
今回井上が対戦する相手、スティーブン・フルトンとは一体どんな選手なのか。
フルトンは米国出身の29歳。12歳からボクシングキャリアをスタートさせ、2014年にプロデビュー。2021年にアンジェロ・レオを12R判定勝ちでWBOタイトルを獲得すると、同年にはブランドン・フィゲロアをこちらも12R判定で勝利し、WBC・WBO王座の統一に成功した。
直近では2022年6月にダニエル・ローマンと対戦し、12R判定勝ちを収め王座防衛に成功している。身長は169cmだがリーチが179cmと長く、相手の戦い方によってマルチに戦法を変化させられる。KO率は高くないが、ディフェンス能力に長けており長期戦に強く、フロイド・メイウェザーのように左ガードを下げるスタイルだ。
井上としてはフルトンのリーチの長さを打ち消すような接近戦で中に入り込むことができれば、序盤でのKO勝利も見込めそうだ。
井上尚弥vsフルトンは7月25日開催!どこで視聴できる?
(C)Lemino
「WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」井上尚弥vsフルトンは「Lemino」で独占無料配信される。
Leminoでは当日行われる9試合の内、第4試合目からメインカードの井上尚弥vsフルトンまでライブ配信を実施する。