IBOスーパーミドル級王座防衛戦でゴンゴラがピアソンと対戦、アンダーカードが決まる｜アンドラーデ対ウィリアムス｜ボクシング

日本時間18日にデメトリアス・アンドラーデ vs リアム・ウィリアムスのWBO世界ミドル級タイトルマッチが行われる。同試合のアンダーカードが発表された。

カルロス・ゴンゴラは、クリストファー・ピアソンとIBOスーパーミドル級王座防衛戦を行う。この試合は、アンドラーデ vs ウィリアムスの前に行われる。試合会場はアメリカのフロリダ州にあるセミノール・ハード・ロック・ホテル & カジノ ハリウッドのハードロックライブだ。

12月に行われたアリ・アクメドフとの一戦を、12ラウンドKOというドラマチックな幕切れで下したゴンゴラ（19試合0敗、14KO）が戻ってくる。オリンピックに2度出場経験のあるゴンゴラは、アクメドフ戦で初めて12ラウンドを戦った。

今回のピアソン(17勝2敗、12KO)戦に勝利し、168ポンドのビッグファイトに臨む資格を得たいところ。

ゴンゴラと同様に、ピアソンも最高の勝利を収めた上でこの戦いに臨む。ピアソンは2019年5月、ラスベガスでオリンピック金メダリストのヤマグチ・ファルカオを破り無敗記録を途切れさせた。

ゴンゴラ対ピアソンの一戦がアンダーカードの筆頭。そのほかにはマゴメドラサル・メジドフが、アンドレイ・フェドソフを相手に4連続KO勝利を狙う。

メジドフ（3勝0敗、3KO）は11月に同じ会場で3勝目を挙げている。かつて3度のアマチュア王者であったメジドフは今回初めて10回戦に挑み、フェドソフ(31勝3敗、25KO)と戦う。経験豊富なロシア人は長らく待ち望んだリング復帰を果たすことになる。

オタ・ジョーンズ3世のリング復帰時期は再調整され、今回8回戦でジョルジ・カスタネダと対戦することになった。

ジョーンズ3世（5勝0敗1分、2KO）対カスタネダ(13勝1敗、11KO)は、テキサス州ダラスで行われたファン・フランシスコ・エストラーダ対ローマン"チョコラティート"ゴンサレスのアンダーカードとして3月初旬に開催される予定だった。しかし病欠に伴い延期となっていた。

テキサスでの試合が延期になってしまったもう一人のファイターもリングに上がる。アーサー・ビヤルスラノフ(7勝0敗、6KO)はこちらも無敗のイスラエル・メルカード(9勝0敗、7KO)と相対する。

11月に同じ会場で行われた前戦で、ビヤルスラノフは1ラウンドでレフェリーストップ勝ちを収めた。このカナダ人は自身初めての8回戦に臨み、無敗のカリフォルニア人と戦う。メルカードはプロキャリア最初の7試合で連続KO勝ちを収め、その後の2試合で6回戦、8回戦とステップアップしてきた。

アレクシス・エスピノ(7勝0敗、5KO)は2月に行われたカネロ・アルバレス対アブニ・イルディリムのイベントで1年ぶりの試合を行い、アシュトン・サイクスをTKOで下して自身を印象付けた。ラスベガス生まれの才能は今回6回戦契約ですぐに次戦を行う。フロリダ生まれのアーロン・アポンテ(2勝0敗、1KO)も同じタイミングで3戦目に挑む。4回戦契約を戦う相手は近日中に決定する。

「カルロス(・ゴンゴロ)は12月にフロリダで素晴らしい勝利を飾ってみせた。今回は彼が自身を確立し、168ポンドで巨大な脅威になる時だ」と語ったのはプロモーターのエディー・ハーン氏。「ファルカオ戦で証明した通り、クリストファー(・ピアソン)が戦前予想をひっくり返してもおかしくはない。フロリダでの一戦ではカルロスと同じ狙いがあるはずだ」

「マゴメドラサル（・メジドフ）は顔ぶれの変わらないヘビー級に波乱を起こしたいと思っている。OJ3(オタ・ジョーンズ3世)、アーサー(・ビヤルスラノフ)、アーロン（・アポンテ）たちもサンシャイン・ステート(※フロリダ州、サウスダコタ州、ニューメキシコ州をまとめた愛称)で脚光を浴びたいと思っているはずだ」

アンドラーデ vs ウィリアムスのファイトカード

• デメトリアス・アンドラーデ vs リアム・ウィリアムス （WBOミドル級タイトルマッチ）
• カルロス・ゴンゴラ vs クリストファー・ピアソン
• マゴメドラサル・メジドフ vs アンドレイ・フェドソフ
• アーサー・ビヤルスラノフ vs イスラエル・メルカード
• オタ・ジョーンズ3世 vs ジョルジ・デヴィッド・カスタネダ
• アーロン・アポンテ (対戦相手調整中)