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角田裕毅「メキシコでリカルドはペナルティさえ受けなかった」会見で前レースの10秒加算に不満を示す|F1

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角田裕毅「メキシコでリカルドはペナルティさえ受けなかった」会見で前レースの10秒加算に不満を示す|F1DAZN
【F1 最新ニュース】角田裕毅がカタールGP直前の会見に登場し、前レースの10秒加算ペナルティについて言及した。メキシコGPで多重クラッシュを誘発したリカルドにはノーペナルティだったことを例に出して不満を示している。
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第20戦カタールGP直前の会見にアルファタウリの角田裕毅が登壇した。

前レース、ブラジルのインテルラゴスで行われたサンパウロGPで角田は15番手スタート。序盤にランス・ストロールとの接触もあり、早々にピットインを余儀なくされたが、この接触には10秒のタイムペナルティが加算され、結局決勝は15位でのフィニッシュとなった。

角田はこの一件について「自分がすべて悪かったかといったらそうではないと思う。そして10秒のペナルティは厳しすぎる」と主張した。

「あの場面では自分がインで縁石に留まっていた。でもストロールはスペースを与えず、まるで僕がいないかのような軌道でドアを閉めてきた。結果的にお互いダメージを受けたわけですが、自分にすべて落ち度があるかと言ったらそんなことはないと思う」

また、メキシコGPでのワンシーンも角田は例に出している。

「メキシコGP最初のラップでは、ターン1で(ダニエル)リカルドがペナルティさえ受けなかった」

メキシコGPではリカルドがバルテリ・ボッタスと接触し、ボッタスはスピン。ターン1~2にかけて1周目は大混乱となり、後方ではその余波を受けてエステバン・オコンと接触した角田、ミック・シューマッハが1周目でリタイアを余儀なくされている。なお、この多重クラッシュを招いたリカルドにはペナルティが科されていない。

サンパウロGPではストロールを抜く際の接触で10秒ペナルティが科された角田。メキシコGPはリカルドとボッタスの接触から派生した混乱に巻き込まれて早々にレースを終えただけに、自身の前レースと照らし合わせて思うところがあるようだ。

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