角田裕毅「ソフトではグリップがなく…」予選14番手に落胆も「決勝では最善を尽くす」｜F1

2021年のF1第3戦ポルトガルGPではQ2で14位となり、決勝では14番グリッドからのスタートとなった角田裕毅。レース後、チームの公式メディアを通じて、コメントを発している。

角田は初となるアルガルヴェでの公式レースに「ここでドライブするのはこれが初めてでした。FP2の終わり頃にはこのサーキットにうまく適応できたと思います」と回顧しつつ、予選の結果については不本意だったと述べている。

「自分としてラップは良かったのですが、タイヤがあまりうまくいきませんでした。ソフトではまったくグリップがなく、まるでハードタイヤでドライビングしているように感じました」

「予選でもトリッキーなセッションとなり、この結果にはがっかりしています。今夜はエンジニアとデータを分析して、決勝に向けてどこを改善できるのか、しっかり分析したい」

そして角田は「明日は、レースペースが良くなることを願っています。そして少しでも上の順位へと上がるために最善を尽くします」と続け、決勝レースに照準を定めた。

今季アルファタウリはここまでマクラーレン、フェラーリに続く速さを見せていたが、第3戦目のここにきてアルピーヌとアストンマーティンも存在感を示しており、中団グループ争いは激化の様相を呈している。

決勝14番手スタートの角田は、ライバル勢を抜いて少しでも上の順位でフィニッシュできるのか、その戦いぶりに注目が集まる。