アルファタウリのトスト代表「ユウキは大きく改善されている」2年目を迎えた角田裕毅の成長を口に…トレーニングへの姿勢を絶賛｜F1

アルファタウリのフランツ・トスト代表が、2年目を迎えた角田裕毅について期待を寄せている。

オーストラリアGPの開催期間にトスト代表は『F1』公式のインタビューで「ユウキはフィジカル面で課題があった。だが今ではずいぶんと改善されたね」と述べている。

「すべてのドライバーにフィジカル面のトレーニングは必須だし、体力トレーニングに多くの時間を費やす必要がある。F1ドライバーにとっては常にコクピットでマシンを操ることが最高のトレーニングとなるが、その時間を多く設けることは当然ながら困難だ」

「ユウキは昨季、行うべきだったトレーニングについて過小評価していた部分もあったかもしれない。だがそれは大きく改善された。彼はトレーニングメニューも真摯にこなすし、1日2度のフィジカルメニューもしっかり消化していた。エンジニアとのレッスンも多く受け、技術面でも多くの学びがあったようだ」

そしてトスト代表は日本人ドライバーへの大きな期待を口にしている。

「今、ユウキは大きく改善されている。彼はここでとても良いパフォーマンスを見せているし、しっかり前に進んでいるね。信頼性が高い早いマシンを提供することができれば、今季はきっと良いシーズンになると期待している」

昨季はコンストラクターズ6位でシーズンを終えたアルファタウリだったが、今季は3レースを終えて6位アルファロメオ（13ポイント）、7位ハース（12ポイント）に続く8位（10ポイント）に付けている。

ここまで中団勢のライバル争いでも遅れを取っているアルファタウリ。果たしてトスト代表が語ったとおり、ここからのアップデートで速さを増すことができるのか。また、2年目の角田にとっても、トスト代表の期待に応える活躍を見せたいところだ。

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