元王者ベッテルが2021年からアストンマーティンに正式加入！S・ペレスはRP退団｜F1

レーシング・ポイントが、チーム名がアストンマーティンへと変更になる2021年より、セバスチャン・ベッテルが加入すると現地時間10日発表した。

5月中旬、フェラーリから今季限りで去ることが決定していたベッテル。その後の去就は定まっていなかったが、9日にセルジオ・ペレスが2020年限りでレーシング・ポイントから離れることを公表。そのシートにベッテルが収まることになった。

ベッテルはレーシング・ポイントの公式メディアを通じて「2021年よりアストンマーティンのドライバーになることを誇りに思う。レジェンドでもある自動車メーカーとの新たな旅の始まりだ。チームが今年見せている存在感には驚いたよ。きっと明るい将来が待っているはずだ」と意気込みを示している。

「オーナーであるローレンス（ストロール）のモータースポーツへの情熱は素晴らしい。きっとここで新しい特別なものを築けると確信しているよ。僕はF1を愛している。グリッドの前方でレースをすることが大きなモチベーションになっている。きっとそれをアストンマーティンで成し遂げることができる」

2010年～2013年まで、レッドブル時代にドライバーズタイトルを4連覇したベッテル。2015年より在籍したフェラーリでの6シーズンは年間王者に手が届かず、2020年は開幕前に契約交渉がまとまらなかったうえ、開幕後のフェラーリは大不振という状況に。

ベッテルの新天地は今季のレーシング・ポイントがそのままアストンマーティンへと名称変更となるため、2021年はベッテルが再び上位争いを展開することになるかもしれない。

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