アルファタウリ、ガスリーの2023年残留を正式発表！移籍話は2024年まで事実上の消滅…もう一つのシートはまだ未定｜F1

アルファタウリF1チームは24日、ピエール・ガスリーが2023年も同チームのレギュラードライバーを務めると正式発表した。

この発表について、ガスリー本人はチームの公式メディアを通じて次のようなメッセージを発している。

「僕はこのチームに5年間在籍していて、ここまで一緒にやってきたこと、その進歩を誇りに思っている。スクーデリア・アルファタウリにいることができて嬉しい」

「今シーズンの新たなレギュレーションにより、自分たちにはこれまでとは違う課題が発生している。それでもこれから18カ月先まで、このチームと一緒に開発を行うことに、自分はポジティブだと思っているし、できる限りのことをしてチームを前進させたい」

チームも「26歳のフランス人は、2017年から私たちと一緒にいる。彼はエンジニアのグループやチームの全員と素晴らしい協力関係を築いており、この継続は大きな資産になる」とリリースを通じてガスリーの残留を喜んだ。

「ピエールはこれまで3度の表彰台、3度のファステストラップをマークしていて、ポディウムの頂点にも立った優勝経験者だ。これまでにF1で合計325ポイント手にしており、予選で見せる一発の速さについてもチームに多くのものをもたらしてきた」

なお、ガスリーはこれまでレッドブルの再昇格が目標だと公言していたが、5月31日にセルジオ・ペレスが2024年までレッドブルとの契約を更新したため、ガスリーの希望は阻まれる状況となった。

本人の契約は以前から2023年まで残っていた一方で、一部報道ではマクラーレンやメルセデスに移籍するのではないかとのうわさも取りざたされていた。だが結局ガスリーは現行契約の満了となる2023年までアルファタウリに残留することが今回の発表で確定している。

現時点でガスリーの僚友が来季、誰になるのかは明確になっていない。顧問ヘルムート・マルコ博士は今季からラインナップ継続の方向性を示唆しているが、角田裕毅がアルファタウリで3季目を迎えることになるのかどうか、その正式発表も待たれるところだ。

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