フェラーリ、カルロス・サインツとの契約を2024年まで延長！本人も「F1で初めての勝利を成し遂げたい」と初Vに意欲｜F1

フェラーリF1チームは21日、カルロス・サインツとのドライバー契約を2024年まで延長したことを公表した。

サインツはチームの公式メディアを通じて「スクーデリア・フェラーリとの契約を更新することができてうれしい」と新契約締結の喜びを語っている。

「マラネッロにやってきてから、このグループはとても素晴らしい仕事を成し遂げてきたと思っている。この新たな契約を自信につなげ、フェラーリのために最善を尽くす。ティフォーシの応援を受ける瞬間が待ちきれないよ」

「今季のマシンF1-75はトップ争いができると証明している。F1で初めての勝利を成し遂げたい」

チームのマッティア・ビノット代表も「彼の安定性、継続性は素晴らしいものであり、契約を延長することは自然なステップでもあった。シャルル（ルクレール）と一緒にフェラーリの新たな伝説を創出するため、重要な役割を果たしてくれるドライバーだ」とスペイン人ドライバーに賛辞を贈っている。

フェラーリはルクレールとも2024年までの契約を締結しており、これでルクレール＆サインツのドライバーセットは今季含めあと3シーズンは継続する見通しとなる。

1994年生まれ、現在27歳のサインツは、WRCのワールドチャンピオンであるカルロス・サインツ（シニア）の子としても知られ、2015年にトロ・ロッソからF1デビュー。

それ以降、ルノー、マクラーレンと渡り歩き、2021年シーズンよりフェラーリへと加わることになった。まだF1キャリアでの初優勝は経験していないものの、昨季は僚友ルクレールを上回る164.5ポイントを獲得し、ドライバーズランキング5位でシーズンを終えていた。

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