レッドブルのフェルスタッペン、白を基調＆金色ライジングサンのヘルメットで3季目突入｜F1

レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、2021年型の新マシンRB16Bのシェイクダウンに先立ち、今季使用するヘルメットのデザインを公開した。

フェルスタッペンは2018年まで紺色を基調としたヘルメットを使用していた。2019年、レッドブルのパワーユニットがホンダへと変わるとともに、現在に続く白いカラーのヘルメットへとデザインを変更している。

レッドブルの公式メディアがフェルスタッペンのインタビューを公開している。オランダ人ドライバーは「白いヘルメットを使用して3年目になる」と発言。そのうえで新シーズン開幕への意気込みを示した。

「とても良い気分でシーズンを送っている。だから大きく変える必要なんてないだろう？ ヘルメットはあまり変わっていないかもしれない。ただ、僕は最良の結果を出そうといつだってプッシュし続けているよ」

『F1』公式もフェルスタッペンのホワイトヘルメットが3シーズン目に入ったことについてクローズアップ。2019年から白を大きく取り入れたデザインへ変えたことに着目し「エンジンサプライヤーであるホンダに敬意を表して金色のライジングサンをイメージし、ダッチオレンジを取り入れた配色が特徴となっている」と紹介している。

なお、昨季までレッドブルのスポンサーだったアストンマーティンの社名が外れたこともあり、2021年からフェルスタッペンのヘルメットバイザー上部には、ホンダのロゴが大きく記されている。

2021年、すでにホンダはF1活動終了を表明している。レッドブルのパワーユニットは2022年からホンダのノウハウを受け継ぎ、レッドブルの自社製ユニットとして引き続き使用されることが決定済み。頂点を狙うオランダ人ドライバーにとって、直接ホンダとタッグを組む最終シーズンは勝負の年となる。