レッドブルのセルジオ・ペレス、F1初開催カタールGPのトラックはGP2時代に経験も「かなり昔で覚えていない」｜F1

第20戦カタールGPに向けて、レッドブルのセルジオ・ペレスが意気込みを示した。

サンパウロGPではレッドブルが有利との下馬評もある中、10番手スタートのルイス・ハミルトンに逆転での優勝を許し、レッドブルは2－4フィニッシュとなった。コンストラクターズ王者争いで、メルセデスとの差は2ポイントから11ポイントへと大きく広げられてしまう結果に。

表彰台を逃したペレスは次戦に向け「自分はカタールに目を向けているよ。そこで表彰台に戻れるよう、できる限りのことをする」とカタールGPでの表彰台獲得に意欲を示している。チーム公式メディアを通じて語った。

「カタールはサンパウロとは全く異なる特性のコースになるし、展開も大きく変わってくるだろう。状況は刻々と変わるものだ。週末を通して僕らはもっと強くなることができると信じている」

「スプリント予選もないし、通常の予選形式に戻ってどのようなペースでレースができるか、しっかりと見極めて挑みたい」

次戦カタールGPの舞台ロサイル・インターナショナル・サーキットは2輪のMotoGPではお馴染みのコースとなるが、F1では初開催となるため、多くのF1ドライバーにとって初走行のレーストラックとなる。

だがペレスは2008－09シーズンのGP2アジアシリーズでこのトラックを走ったことがあり、2009年2月14日のレースでは優勝を経験している。表彰台の顔ぶれはペレスの他にニコ・ヒュルケンベルグ、ヴィタリー・ペトロフだった。

ペレスはGP2時代の経験を踏まえて「カタールは速いトラックでありながら、多くのダウンフォースも必要となる」と言いつつ「だけど実際に走ったのはかなり昔の話だから、あまり覚えていないんだ。せっかく走行経験はあるんだけど、メリットにはならないと思う」と、12年前に周回したレースコースはほぼ記憶にないと率直に述べている。

また、ペレスは自身のSNSを通じて「カタールでは仲の良い2人とともに表彰台に上がった。素晴らしい思い出だよ。ヒュルケンベルグ、ペトロフと一緒だったんだ」とメッセージを発した。

この投稿に反応したのはマクラーレンのダニエル・リカルド。ペレスに対して「ホームトラックのアドバンテージがあるのかい？FP1が待ち遠しいみたいだね」と言葉をかけている。

多くのドライバーが初トラックとなるロサイル・インターナショナル・サーキットに挑む中、走行経験を持つペレスはカタールGPで存在感を示すことができるのか、対メルセデスのタイトル争いが佳境となる中、レッドブルの逆転コンストラクターズタイトル奪取は、メキシコ人ドライバーの肩に掛かっていると言えそうだ。

関連記事

●  直近のDAZN番組表（全体）
●  直近のDAZN番組表（F1）

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。

● 【番組表】直近の注目コンテンツは？
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは？