エラーコード %{errorCode}

モータースポーツ

【注目ドライバー】かつては壊し屋の異名も…ベテランとなったロマン・グロージャン|ハース|F1

DAZN NEWS
【注目ドライバー】かつては壊し屋の異名も…ベテランとなったロマン・グロージャン|ハース|F1DAZN
【注目ドライバー】ロータス、ハースで長らくレギュラードライバーを務めてきたグロージャン。34歳となった今季は在籍5年目のハースを躍進に導けるのだろうか。
▶▶▶DAZNの詳細をチェックする◀◀◀

経歴

2009年にルノーからF1デビュー

1986年、スイスに生まれたロマン・グロージャンはスイス・フォーミュラ・ルノー1.6選手権、フランス・フォーミュラ・ルノー、ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー、F3で腕を磨き、2008年からGP2を主戦場とした。

2008年よりルノーのテストドライバーも担当していたが、ネルソン・ピケJr.がシーズン途中でシートを失ったことにより、突如グロージャンにレギュラー昇格の話が浮上。この年の第11戦ヨーロッパGPでF1デビューを果たすことになった。

この後7レースで5度完走を果たしたものの、グロージャンはヨーロッパGP、イタリアGP、ベルギーGPと接触事故を起こしている。とりわけベルギーGPではこの年のワールドチャンピオンとなるジェンソン・バトンに追突し、バトンをこの年初のリタイアに追い込んだことで非難された。

翌2010年はルノーのシートを失い、無所属状態に。本人は後にこの時レース生活にピリオドを打ち、調理師への転身を考えたこともあったという。2011年はチーム名がロータス・ルノーに変わった古巣のテストドライバーに就任した傍ら、GP2にも参戦。GP2のメインシリーズでは王座を獲得している。

F1レギュラー復帰も荒っぽさに批判集中

GP2王者の功績が評価され、迎えた2012年はロータスより再びF1で出走することになった。初戦のオーストラリアGPではいきなり予選3番手のタイムをマークして周囲を驚かせる。この年はカナダGPで最高位となる2位を経験し、3度表彰台に上がった。96ポイントを奪取してドライバーズランキング8位でシーズンを終えたものの、クラッシュを誘発する姿勢は2009年と同様で、何かと物議を醸した。2012年はオーストラリア、マレーシア、スペイン、モナコ、イギリス、ドイツ、ベルギー、日本と各グランプリで事故を招いている。

とりわけ問題視されたのがベルギーGP。このレースでは当時ザウバーの小林可夢偉が予選2番手で決勝を迎えたものの、第1コーナーでグロージャンが突っ込み、多重クラッシュの原因を招く。この時にはポイントリーダーを争っていたフェルナンド・アロンソのリタイアを招いたことでも批判されたが、日本のF1ファンにとっては“小林可夢偉のフロントローが台無しになったレース”として苦い記憶かつ、語り草になっている一戦でもある(小林は13位で完走したものの、スタート直後の接触に巻き込まれて順位を大きく落としていた)。

このように事故を誘発するレースが散見されることから、グロージャンは「オープニングラップの狂人」「サーキットの通り魔」「壊し屋」といった不名誉な肩書きで呼ばれることも。なお、グロージャンはベルギーGPでの事故により、次戦イタリアGPは出走禁止+5万ユーロの罰金ペナルティを受けている。

2013年はモナコGPでダニエル・リカルドに対して接触事故を起こしたものの、前年までに比べるとその頻度は激減。19戦中15戦で完走(完走扱い含む)を果たし、6度の表彰台を経験。132ポイントでドライバーズランキング7位だった。

ロータスはこの後上位争いから遠ざかり、グロージャンは2014年14位、2015年11位に終わる。そして2016年より新チームとして立ち上がったハースF1にエース待遇で新天地を求めることに。また、2011年よりグロージャンとともに仕事をしてきた日本人エンジニア、小松礼雄氏もハースに加わることとなった。

2016年よりハースで奮闘

新興勢力のハースは2016年よりF1にフル参戦を果たすも、上位争いに加わることはなかなか難しく、13位、14位、14位と苦戦が続く。そして2019年はマシンの力不足に泣き、3度の入賞を果たしたものの年間8ポイント、ドライバーズランキング18位で終えている。

ハース5年目の2020年、34歳とベテランの域に入ったグロージャンはチームを躍進へと導けるのか、勝負の一年となる。

プロフィール

ロマン・グロージャン

1986年4月17日生まれ|フランス国籍(出生地はスイス)|ルノー(2009)、ロータス(2012~2015)、ハース(2016~)

通算成績(2020年開幕時点)

  • 出走/166回 
  • 優勝/0回 
  • PP/0回 
  • FL/1回
チーム名勝利数年間成績
2009年ルノー0勝23位
2012年ロータス0勝8位
2013年ロータス0勝7位
2014年ロータス0勝14位
2015年ロータス0勝11位
2016年ハース0勝13位
2017年ハース0勝13位
2018年ハース0勝14位
2019年ハース0勝18位

2019年の成績

  • 年間:8ポイント/18位 
  • 優勝/0回
  • PP/0回
  • FL/0回
レース名決勝順位
第1戦オーストラリアGPRet.
第2戦バーレーンGPRet.
第3戦中国GP11位
第4戦アゼルバイジャンGPRet.
第5戦スペインGP10位
第6戦モナコGP10位
第7戦カナダGP14位
第8戦フランスGPRet.
第9戦オーストリアGP16位
第10戦イギリスGPRet.
第11戦ドイツGP7位
第12戦ハンガリーGPRet.
第13戦ベルギーGP13位
第14戦イタリアGP16位
第15戦シンガポールGP11位
第16戦ロシアGPRet.
第17戦日本GP13位
第18戦メキシコGP17位
第19戦アメリカGP15位
第20戦ブラジルGP13位
第21戦アブダビGP15位

関連記事

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。

● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?

チーム・ドライバー

日程・番組表

 レースフリー走行・予選決勝
第1戦オーストリアGP 7月3日(金) ~ 4日(土)7月5日(日)
第2戦シュタイアーマルクGP 7月10日(金) ~11日(土)7月12日(日)
第3戦ハンガリーGP 7月17日(金) ~18日(土)7月19日(日)
第4戦イギリスGP 7月31日(金) ~ 8月1日(土)8月2日(日)
第5戦70周年記念GP 8月7日(金) ~ 8日(土)8月9日(日)
第6戦スペインGP 8月14日(金) ~15日(土)8月16日(日)
第7戦ベルギーGP 8月28日(金) ~29日(土)8月30日(日)
第8戦イタリアGP 9月4日(金) ~ 5日(土)9月6日(日)
第9戦トスカーナ・フェラーリ1000GP 9月11日(金) ~12日(土)9月13日(日)
第10戦ロシアGP 9月25日(金) ~ 26日(土)9月27日(日)
第11戦アイフェルGP 10月9日(金) ~ 10日(土)10月11日(日)
第12戦ポルトガルGP 10月23日(金) ~24日(土)10月25日(日)
第13戦エミリア・ロマーニャGP 10月31日(土)11月1日(日)
第14戦トルコGP 11月13日(金) ~ 14日(土)11月15日(日)
第15戦バーレーンGP 11月27日(金) ~ 28日(土)11月29日(日)
第16戦サクヒールGP 12月4日(金) ~5日(土)12月6日(日)
第17戦アブダビGP 12月11日(金) ~ 12日(土)12月13日(日)