アルファタウリのトスト代表「間違いなくトップドライバーの一人…ピエールに良いマシンを提供するのが我々の責任」教え子ガスリーの来季残留に歓喜｜F1

24日、アルファタウリF1チームはピエール・ガスリーが2023年もレギュラードライバーとして残留することを発表した。

ガスリーは以前からレッドブル再昇格が目標だと公言していたが、5月31日にレッドブルが2024年までセルジオ・ペレスとの契約を延長したことから、ガスリーの希望はしばらく叶わない状況に。

フランス人ドライバーはアルファタウリを去るのではないかとのうわさも浮上していたが、結果として現行契約の2023年末まではアルファタウリに留まることが確定している。

この発表に伴い、アルファタウリのフランツ・トスト代表は「ピエールが2023年までここにいることを決めてくれて、本当に嬉しいよ」と教え子の残留を喜んだ。チーム公式メディアを通じメッセージを発している。

「ピエールは間違いなくF1で最高かつ、最も競争力を持ったドライバーだと思う。間違いなくトップグループの一人だ。彼が我々アルファタウリと過ごしてきたすべてのシーズンにおいて、彼は十分に能力を示してきた」

「もちろんチームとしても来季のさらなる向上を目指している。ピエールはその中で、成功を手にするために主要な役割を担ってくれると確信しているよ。最良の結果を出し続けることができるよう、我々は彼にポテンシャルの高いマシンを提供したい。それは私たちがすべき責任だと認識している」

ガスリーが来季残留となった一方、そのチームメートはまだ誰になるのか、明らかになっていない。

2021年から同チームで戦う角田裕毅が引き続き参戦し、ガスリーとのコンビでF1での3シーズン目を迎えることになるのだろうか。それともウィリアムズに貸し出しているアレクサンダー・アルボンが、トロ・ロッソ時代以来となる古巣復帰を果たす可能性もゼロではない。

なお、昨季における2022年のアルファタウリドライバー発表は2021年9月7日。サマーバケーション明けの第13戦オランダGP終了後、ガスリーと角田そろっての続投が公表された。

今季はガスリーの去就が注目されていた。そのため他チームからの引き抜きをブロックする意図もあり、早期のガスリー残留発表となった模様。角田も引き続きガスリーとアルファタウリで共闘することになるのか、正式発表が待たれる。

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