レッドブルのフェルスタッペン、公式テストトップタイムに「とてもポジティブな結果」｜F1

公式テストでトップタイムをマークしたマックス・フェルスタッペンは、開幕に向けて良好な感触を得たようだ。

バーレーン・インターナショナルサーキットで3日間行われたF1公式プレシーズンテストは現地時間14日、最終日を迎えた。レッドブルのフェルスタッペンは最終日のテスト終盤、アルファタウリの角田裕毅と最速タイムを更新し合うデットヒートとなるも、1:28.960のトップタイムをマークした。角田は0.093秒差の僅差で2番手タイムに終わっている。

テスト終了後、フェルスタッペンは自身の公式メディアを通じて「とてもポジティブな結果だった」と振り返っている。

「僕らはまだ新シーズンのプログラムを開始したばかり。それでも現時点で、十分前向きな気持ちを持っているよ」

「マシンはある程度コントロールできているし、目立った問題がない点も素晴らしい。大きな疑問符なしでここを離れることができるね。車体のバランスも良かった」

「ただ、レースでは天気が変わる可能性もある。それに他のチームがまだ何をしてくるかわからない。よそが（テストで）燃料を多く積んでいた、ということもあるかもしれないしね。でも、僕の気持ちはポジティブだよ」

2020年の最終戦アブダビGPではライバルを圧倒して完勝したフェルスタッペン。今回の公式テストでも終盤でトップタイムをマークするなど、仕上がりは上々となっている。果たしてオランダ人ドライバーはその勢いを持続し、シーズンをまたいで連勝することができるのだろうか。開幕戦バーレーンGPは現地時間28日に決勝を迎える。