ボッタス「自分にはここで達成したい目標がある」新天地アルファロメオでの巻き返しに意欲を示す｜F1

アルファロメオは27日、2022年型の新マシン、C42のカラーリングを初お披露目した。同イベントに出席したバルテリ・ボッタスが、新天地アルファロメオでの活躍を誓っている。

すでにマシンは23日～25日まで行われたバルセロナ合同テストで走行を行っていたものの、アルファロメオのマシンのみカモフラージュ柄の外装となっており、まだ新シーズンのカラーリングについては公開されていなかった。

ボッタスは実際に走行したC42の感触について「とてもいいフィーリングが残っているよ」とポジティブな見解を示した。その言葉をチーム公式メディア、及び『F1』公式が伝えている。

「ただ、マシンの開発はまだまだ進めるべき点が多い。修正すべき点は多岐にわたるし、マシンのポテンシャルを把握するための初期段階にある」

「チームとしてはまだまだデータが足りないのが現状だ。先日のテストでは異なるコンパウンドのタイヤで走行はできたが、セットアップの変更まで十分に試すことができなかった。そのためまだまだ走り込んで発見しなければならないことがたくさんある。次のバーレーンテスト（3月10日～12日）では、実戦的なデータを取るだけでなく、マシンへの理解力を深める必要もあるね」

そしてボッタスは「自分にはアルファロメオで達成したい目標がある。そしてこの新たなパッケージには多くの可能性があると感じているよ。これからチームと一緒に、様々な点で改良し、もっと多くのことを知る。それを楽しみにしているんだ」と続け、新チームでの巻き返しに意欲を示している。

2017年から5シーズン在籍したメルセデスでは通算10勝を果たしたものの、ルイス・ハミルトンの後塵を拝し続ける形になったボッタス。ジョージ・ラッセルに弾かれる形で、2021年シーズンをもってメルセデスからの退団が決定した。今季からはフィンランドの大先輩、キミ・ライコネンの引退に伴いアルファロメオへと加わることになった。

新天地でボッタスは結果を示すことができるのか。C42の仕上がり具合とともに、新シーズンの躍進に注目したいところだ。

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