2022年のF1第5戦マイアミGP決勝が現地時間8日行われた。
決勝では燃料系のトラブルにより、アストンマーティンの2台がピットレーンからのスタートを選択。これで10番グリッド(ランス・ストロール)、13番グリッド(セバスチャン・ベッテル)は空白となった。
多くのマシンがミディアムタイヤをチョイスする一方、後方のマシンの中にはハードを第1スティントに選ぶチームも。
スタートでは3番手スタートのマックス・フェルスタッペンが良い蹴り出しを見せ、2番手に浮上してターン1に飛び込む。中団では11番手スタートのフェルナンド・アロンソが7番手までジャンプアップさせ、オープニングラップを終えた。
9番手スタートの角田裕毅はこれにより10番手に順位を下げ、6周目にはミック・シューマッハとの軽い接触もあり、ハースの2台に抜かれて順位を12番手まで落としている。後方では7周目にチョウ・グァンユがマシントラブルでリタイアを選択した。
9周目のホームストレート上で2番手フェルスタッペンがポールスタートのシャルル・ルクレールを抜き、トップに浮上する。
13番手走行中の角田が12/57周目、全車の中で最初にピットインを行い、ミディアムからハードの第2スティントへとつないだ。
24周目にルクレール、26周目にフェルスタッペン、28周目にカルロス・サインツ&セルジオ・ペレスがそれぞれハードに履き替え、トップ4はフェルスタッペン、ルクレール、サインツ、ペレスの順番に。ここからは最終57周まで走り切る流れとなる。
9番手争いをしていたピエール・ガスリーとフェルナンド・アロンソが39周目に接触し、ガスリーはこれでペースを大きく下げる。
すると41周目にガスリーとランド・ノリスが接触し、ノリスがスピンしてマシンをストップさせる。これでバーチャルセーフティーカー導入からのセーフティーカー移行となった。ここでトップ4ではペレスのみがミディアムにタイヤチェンジを行い、4番手のままでトップとの差が一気に縮まることに。角田もここでハードからソフトに変え、第3スティントに入った。
47/57周目からローリングスタートでレースが再開となり、49周目からDRSが使用可能に。フェルスタッペンvsルクレールのトップ争い、サインツvsペレスの3番手争い、ジョージ・ラッセルvsルイス・ハミルトンの5番手争いがそれぞれ接近戦となる。
54周目には9番手でF1キャリア初入賞目前だったミック・シューマッハが、同胞の先輩ベッテルと接触。ベッテルはピットでマシンをストップさせ、ミックも大きく順位を下げた。
結局レースはフェルスタッペンが逆転勝利を飾り、今季3勝目をマーク。ファステストラップも記録し、26ポイントを獲得している。2位ルクレール、3位サインツまでが表彰台に上がった。
4位ペレス、5位ラッセル、6位ハミルトン、7位バルテリ・ボッタス、8位エステバン・オコン、9位アレクサンダー・アルボン、10位ランス・ストロールまでが入賞となった。
角田は一時17番手でラップダウンとなったが、セーフティーカーのタイミングで追い抜きが許され、隊列の後方に戻ったあとシューマッハとベッテル、マグヌッセンが接触によりポジションを落とし、ダニエル・リカルドにコース外走行での5秒タイムペナルティが科されたこともあり、12位まで順位を戻しての完走となっている。
また、9番手でフィニッシュしたフェルナンド・アロンソもコース外走行の5秒タイム加算により、11位に降格となったことがアナウンスされた。
第5戦マイアミGP決勝結果
1/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
2/シャルル・ルクレール/フェラーリ
3/セルジオ・ペレス/レッドブル
4/カルロス・サインツ/フェラーリ
5/ジョージ・ラッセル/メルセデス
6/ルイス・ハミルトン/メルセデス
7/バルテリ・ボッタス/アルファロメオ
8/エステバン・オコン/アルピーヌ
9/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
10/ランス・ストロール/アストンマーティン
11/フェルナンド・アロンソ/アルピーヌ
12/角田裕毅/アルファタウリ
13/ダニエル・リカルド/マクラーレン
14/ニコラス・ラティフィ/ウィリアムズ
15/ミック・シューマッハ/ハース
16/ケビン・マグヌッセン/ハース
17/セバスチャン・ベッテル/アストンマーティン
-/ピエール・ガスリー/アルファタウリ
-/ランド・ノリス/マクラーレン
-/チョウ・グァンユ/アルファロメオ
Getty Images
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チーム・ドライバー
日程・番組表
レース | フリー走行・予選 | 決勝 | |
---|---|---|---|
第1戦 | バーレーンGP | 3月18日(金) ~19日(土) | 3月20日(日) |
第2戦 | サウジアラビアGP | 3月25日(金) ~26日(土) | 3月27日(日) |
第3戦 | オーストラリアGP | 4月8日(金) ~4月9日(土) | 4月10日(日) |
第4戦 | エミリア・ロマーニャGP | 4月22日(金) ~ 23日(土) | 4月24日(日) |
第5戦 | マイアミGP | 5月6日(木) ~7日(土) | 5月8日(日) |
第6戦 | スペインGP | 5月20日(金) ~21日(土) | 5月22日(日) |
第7戦 | モナコGP | 5月27日(金) ~ 28日(土) | 5月29日(日) |
第8戦 | アゼルバイジャンGP | 6月10日(金) ~11日(土) | 6月12日(日) |
第9戦 | カナダGP | 6月17日(金) ~ 18日(土) | 6月19日(日) |
第10戦 | イギリスGP | 7月1日(金) ~ 2日(土) | 7月3日(日) |
第11戦 | オーストリアGP | 7月8日(金) ~9日(土) | 7月10日(日) |
第12戦 | フランスGP | 7月22日(金) ~23日(土) | 7月24日(日) |
第13戦 | ハンガリーGP | 7月29日(金) ~ 30日(土) | 7月31日(日) |
第14戦 | ベルギーGP | 8月26日(金) ~ 27日(土) | 8月28日(日) |
第15戦 | オランダGP | 9月2日(金) ~3日(土) | 9月4日(日) |
第16戦 | イタリアGP | 9月9日(金) ~ 10日(土) | 9月11日(日) |
第18戦 | シンガポールGP | 9月30日(金) ~10月 1日(土) | 10月2日(日) |
第19戦 | 日本GP | 10月7日(金) ~ 8日(土) | 10月9日(日) |
第20戦 | アメリカGP | 10月21日(金) ~ 22日(土) | 10月23日(日) |
第21戦 | メキシコGP | 10月28日(金) ~ 29日(土) | 10月30日(日) |
第22戦 | サンパウロGP | 11月11日(金) ~ 12日(土) | 11月13日(日) |
第23戦 | アブダビGP | 11月18日(金) ~ 19日(土) | 11月20日(日) |