2022年のF1第8戦アゼルバイジャンGP決勝が現地時間12日行われた。
決勝では上位勢のほとんどがミディアムでの第1スティントを選択し、ターン1での飛び込みで2番手スタートのセルジオ・ペレスがシャルル・ルクレールを抜いてトップに躍り出た。8番グリッドの角田裕毅はセバスチャン・ベッテルに抜かれ、9番手に順位を落としてオープニングラップを終えた。
その後ペレス、ルクレール、マックス・フェルスタッペンの順番でレースが進み、9/51周目に4番手走行中のカルロス・サインツがターン4でストップ。これでバーチャルセーフティーカー導入となった。
ルクレールはここでピットに入り、レッドブル以外のその他マシンも続々とハードの第2スティントに切り替えた。ここでタイヤ交換をしたドライバーは、残り42周を最後まで走り切る流れとなる。ピエール・ガスリー&角田もここでハードに変更している。
15/51周目にフェルスタッペンがペレスを抜いてトップに浮上。だがレッドブル勢はペースが上がらず17/51周目にペレスがハードにスイッチ。ペレスはこれでルクレールの18秒後方でコースに復帰した。
フェルスタッペンは19周目にピットインとなり、ルクレールの13秒後ろ、2番手でコースに復帰した。すると20/51周目のセクター3区間、突如ルクレールのエンジンから煙が出てストップ。これでフェラーリはそろって姿を消すことになってしまった。
23周目には10番手走行中のチョウ・グァンユがマシンに異変があったため、リタイアを選択。フェラーリPU勢にトラブルが頻発する状況となっている。
折り返しとなる26/51周目時点で、フェルスタッペン、ペレス、ジョージ・ラッセル、ガスリー、ダニエル・リカルド、ルイス・ハミルトン、角田という順に。リカルドがハードタイヤでの第1スティント中になるため、角田は事実上の6番手走行となる。
33/51周目、マグヌッセンがマシントラブルによりセクター2でマシンを止め、レースをそのまま終えてしまった。これでバーチャルセーフティーカーとなり、レッドブル、メルセデスは第3スティントに突入。アルファタウリの2台はステイアウトでハードのままとなった。
これでフェルスタッペン、ペレス、ラッセル、ガスリー、角田、ハミルトンという上位6台の並びになり、35/51周目からグリーンフラッグとなる。36周目のターン1で角田はフレッシュタイヤのハミルトンに抜かれ、6番手に順位を落とした。
ここで角田はリアウイングの破損が判明。DRS区間でフラップが半分しか開かないトラブルのため、ブラック&オレンジ(ピットイン&修復)の指示が出る。39周目にピットインしてリアウイングを粘着テープで修復し、タイヤもソフトに交換。だがピットストップで32秒ほど要したこともあり、順位を6番手から13番手まで落としてしまった。
結局レースは敵なしとなったレッドブルが1-2フィニッシュ。フェルスタッペンが今季5勝目をマークした。2位ペレスがファステストラップを獲得し、レッドブル勢はフェラーリ不在のレースで最大ポイントを手にした形に。3位ラッセルまでが表彰台に上がった。
4位ハミルトン、5位ガスリー、6位ベッテル、7位フェルナンド・アロンソ、8位リカルド、9位ランド・ノリス、10位エステバン・オコンまでがポイントを手にした。
リアウイングの問題で順位を落とした角田は13位フィニッシュ。一時は5位走行も、トラブルで無念のノーポイントに終わっている。
第8戦アゼルバイジャンGP決勝結果
1/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
2/セルジオ・ペレス/レッドブル
3/ジョージ・ラッセル/メルセデス
4/ルイス・ハミルトン/メルセデス
5/ピエール・ガスリー/アルファタウリ
6/セバスチャン・ベッテル/アストンマーティン
7/フェルナンド・アロンソ/アルピーヌ
8/ダニエル・リカルド/マクラーレン
9/ランド・ノリス/マクラーレン
10/エステバン・オコン/アルピーヌ
11/バルテリ・ボッタス/アルファロメオ
12/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
13/角田裕毅/アルファタウリ
14/ミック・シューマッハ/ハース
15/ニコラス・ラティフィ/ウィリアムズ
16/ランス・ストロール/アストンマーティン
-/ケビン・マグヌッセン/ハース
-/チョウ・グァンユ/アルファロメオ
-/シャルル・ルクレール/フェラーリ
-/カルロス・サインツ/フェラーリ
関連記事
直近のDAZN番組表(F1)DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?
チーム・ドライバー
日程・番組表
レース | フリー走行・予選 | 決勝 | |
---|---|---|---|
第1戦 | バーレーンGP | 3月18日(金) ~19日(土) | 3月20日(日) |
第2戦 | サウジアラビアGP | 3月25日(金) ~26日(土) | 3月27日(日) |
第3戦 | オーストラリアGP | 4月8日(金) ~4月9日(土) | 4月10日(日) |
第4戦 | エミリア・ロマーニャGP | 4月22日(金) ~ 23日(土) | 4月24日(日) |
第5戦 | マイアミGP | 5月6日(木) ~7日(土) | 5月8日(日) |
第6戦 | スペインGP | 5月20日(金) ~21日(土) | 5月22日(日) |
第7戦 | モナコGP | 5月27日(金) ~ 28日(土) | 5月29日(日) |
第8戦 | アゼルバイジャンGP | 6月10日(金) ~11日(土) | 6月12日(日) |
第9戦 | カナダGP | 6月17日(金) ~ 18日(土) | 6月19日(日) |
第10戦 | イギリスGP | 7月1日(金) ~ 2日(土) | 7月3日(日) |
第11戦 | オーストリアGP | 7月8日(金) ~9日(土) | 7月10日(日) |
第12戦 | フランスGP | 7月22日(金) ~23日(土) | 7月24日(日) |
第13戦 | ハンガリーGP | 7月29日(金) ~ 30日(土) | 7月31日(日) |
第14戦 | ベルギーGP | 8月26日(金) ~ 27日(土) | 8月28日(日) |
第15戦 | オランダGP | 9月2日(金) ~3日(土) | 9月4日(日) |
第16戦 | イタリアGP | 9月9日(金) ~ 10日(土) | 9月11日(日) |
第17戦 | シンガポールGP | 9月30日(金) ~10月 1日(土) | 10月2日(日) |
第18戦 | 日本GP | 10月7日(金) ~ 8日(土) | 10月9日(日) |
第19戦 | アメリカGP | 10月21日(金) ~ 22日(土) | 10月23日(日) |
第20戦 | メキシコGP | 10月28日(金) ~ 29日(土) | 10月30日(日) |
第21戦 | サンパウロGP | 11月11日(金) ~ 12日(土) | 11月13日(日) |
第22戦 | アブダビGP | 11月18日(金) ~ 19日(土) | 11月20日(日) |