ルクレールが地元モナコGPで今季5度目のPP！フェラーリがフロント・ロー、レッドブルは2列目…角田裕毅はQ2敗退11番手｜F1

2022年のF1第7戦モナコGP予選が現地時間28日行われた。

日曜日の決勝は雨になる可能性が高く、抜きづらいコース特性も相まって、各ドライバーにとって予選では少しでも前のグリッドを獲得することがいつも以上に重要となる。予選Q1ではトラフィックが発生した状態ながら、各ドライバーはタイムを更新していった。

すると残り3分、アタックラップ中の角田裕毅がセクター2区間でウォールにヒット。ピットまで戻ったものの、セッションは残り約2分で赤旗中断となる。

残り2分で再開となり、上位タイムを出せていないドライバーはワンチャンスのアタックラップに出る。ウォールに当たった角田もマシンにダメージはなく、再びタイムを出しにいった。

するとラストアタックで角田は起死回生、9番手となる1:13.110で周回し、Q2進出を決める。15番手に届かなかったのはアレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリー、ランス・ストロール、ニコラス・ラティフィ、チョウ・グァンユの5台となった。ガスリーはFPから好調を維持していたものの、ラストアタックでのコントロールライン通過が間に合わず、タイムを出せずにまさかのQ1敗退となっている。

続くQ2で10番手に届かなかったのは、角田、バルテリ・ボッタス、ケビン・マグヌッセン、ダニエル・リカルド、ミック・シューマッハの5台となった。角田はフェルナンド・アロンソに0.109秒及ばず、今季2度目のQ3進出とはならなかった。

トップ10のグリッドを決めるQ3では、最初のアタックでシャルル・ルクレールが1:11.376をマークし、2番手以下のタイムを大きく引き離す。

そしてラストアタックの残り1分を切ると、セルジオ・ペレスがターン8でバリアにヒットしてマシンをストップさせる。ブラインドとなったペレスにカルロス・サインツが当たり、コースが塞がれる状況で予選はそのまま赤旗に。残り30秒ということもあり、セッションはそのまま終了とアナウンスされた。

結局ルクレールのタイムが最速のままで、2年連続モナコGPでのポールポジション。今季5度目のPPとなった。2番手はサインツでフェラーリがフロント・ロー。3番手ペレス、4番手マックス・フェルスタッペンでレッドブル勢がセカンド・ローになった。

5番手ランド・ノリス、6番手ジョージ・ラッセル、7番手フェルナンド・アロンソ、8番手ルイス・ハミルトン、9番手セバスチャン・ベッテル、10番手エステバン・オコンという並びになった。

第7戦モナコGP予選結果

1／シャルル・ルクレール／フェラーリ
2／カルロス・サインツ／フェラーリ
3／セルジオ・ペレス／レッドブル
4／マックス・フェルスタッペン／レッドブル
5／ランド・ノリス／マクラーレン
6／ジョージ・ラッセル／メルセデス
7／フェルナンド・アロンソ／アルピーヌ
8／ルイス・ハミルトン／メルセデス
9／セバスチャン・ベッテル／アストンマーティン
10／エステバン・オコン／アルピーヌ
11／角田裕毅／アルファタウリ
12／バルテリ・ボッタス／アルファロメオ
13／ケビン・マグヌッセン／ハース
14／ダニエル・リカルド／マクラーレン
15／ミック・シューマッハ／ハース
16／アレクサンダー・アルボン／ウィリアムズ
17／ピエール・ガスリー／アルファタウリ
18／ランス・ストロール／アストンマーティン
19／ニコラス・ラティフィ／ウィリアムズ
20／チョウ・グァンユ／アルファロメオ

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