角田裕毅「本当に速いコース…ランオフエリアがないので、マシンの信頼性が重要」超高速トラックのサウジアラビアGPに照準｜F1

第21戦サウジアラビアGPに向けて、アルファタウリの角田裕毅がコメントを発している。

前レースのカタールGPでは金曜、土曜のセッションは好調ぶりを見せたものの、決勝では8番手スタートながらレースペースに苦しみ、2度のピットストップを余儀なくされ13位フィニッシュとなった角田裕毅。

3週連続開催だった直近3レースを、角田は次のように振り返っている。アルファタウリの公式メディアを通じて語った。

「メキシコではパワーユニット交換のペナルティがあり、決勝では1周目からアクシデントに巻き込まれる形になりました。サンパウロGPはスプリント予選もあり、自分にとっては（初コースの）トレーニングが足りず、タフなレースでした。いずれにしろもっと上手くできたと思っています」

「カタールGPは決勝レースまで順調に進みました。予選では力強いパフォーマンスを見せることができたと思っています。ですから、過去3レースについてはいくつかの良い点と悪い点があった」

一方、この間イタリア滞在中にカートを走行するという経験も積んだ。チーム公式動画でその様子は公開されているが、カートを駆ったことは角田本人にとってリフレッシュとなった模様。

「カタールGPを終え、自分は1日カートマシンを走らせることもしました。F1カーではないマシンを運転して、いつもと違うことをするのはとても良いことです。そこには学びがあり、いくつかの改善に役立つような興味深いフィードバックがありました」

「このカートにはアレックス（アルボン）もいたので、一緒に楽しいカートセッションができました。また、F1マシンで使う筋肉とは異なる筋肉を使い、フィジカル的にも要求が厳しかった。これはトレーニングの観点からも役立ちました」

F1初開催となるジェッダ市街地コースについては「もちろんシミュレーターでサウジアラビアのトラックを学習してきましたよ。このコースは本当に速いですね。それでありながらランオフエリアがあまりないので、マシンの信頼性がとても重要な要素になると思います」との見解を示した。超高速特性であると同時にウォールが近いことを懸念している。

「フリープラクティスセッション中に少しでも向上を目指し、しっかりとスピードを上げられるようにしたい。それと、このコースはどのドライバーにとっても初めてですし（ルーキーの自分は）他のドライバーと同じ状況にあります、カタールと同じように誰にとっても新しい経験となる」

ジェッダ・コーニッシュ・サーキットでサウジアラビアGPは12月3日～5日にかけて行われる。残すところ2戦、角田はサウジアラビア、アブダビと結果を残してシーズンを締めくくることができるのだろうか。

関連記事

●  直近のDAZN番組表（全体）
●  直近のDAZN番組表（F1）

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。

● 【番組表】直近の注目コンテンツは？
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは？