角田裕毅「イスタンブール・パークは初めて。競争力を示したい」次戦トルコGPに向け意気込みを示す｜F1

第16戦トルコGPに向けて、アルファタウリの角田裕毅がコメントを発している。

前レースのロシアGPでは後方でのレースを余儀なくされ、終盤の雨では一度ソフトタイヤに交換するという判断ミスもあり、17位フィニッシュとなった角田。「ロシアGPは自分にとって残念なレースでした。予選の途中まではある程度順調だったのですが、Q3進出を0.2秒差で逃したのが悔やまれます」とコメントを発した。アルファタウリの公式メディアを通じて語っている。

「決勝ではグリップがまったくなく、1周目からポジションを失う状況となりました。その後はトレイン状態の走行を余儀なくされ、十分な結果を残せなかった。それからチームの拠点で多くの時間を過ごし、レースをレビューしてトルコGPに向けた準備を進めてきました」

「使えるホームシミュレーターができたので、何度も繰り返してトレーニングしています。エンジニアが作成したプログラムに基づいて、週末のシミュレーションをするなど役立ていますよ」

そしてトルコGPに向けては「昨年のF2ではトルコがなかったので、イスタンブール・パークを走行するのは初めてです。もちろん去年のF1レースをチェックしていますが、昨年のコースはとても滑りやすかったようですね。このときは雨もありましたが、トラックの表面が形成されて間もなかったこともあり、今週末はもっと良くなっているかもしれませんね」と語っている。

「いつものプログラムに従って徐々にペースを上げていきたい。過去5戦はパフォーマンスとペースがあまり良くなかったので、次戦は競争力を示して戦いたい。ドライだとおそらくターン8のようなコーナーではフィジカル面の負担も大きいように見えますが、僕はトルコでのレースを楽しみにしています」

第11戦ハンガリーGPでは自己最高位の6位フィニッシュを果たしたものの、それからの4戦は15位、リタイア、決勝ではスタートできずリタイア、17位と入賞から遠ざかっている角田。第16戦トルコGPでは5戦ぶりの入賞を果たせるのか、注目が集まる。

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