トルコGP、ウェットのFP3はガスリー最速、2番手フェルスタッペン、3番手ペレスでホンダがトップ3独占！角田裕毅は8番手｜F1

第16戦トルコGPのフリー走行3回目が現地時間9日行われた。

現地イスタンブールは土曜日の朝から雨が降り、路面はウェットコンディションとなる。FP3開始時点では雨は止んだ状態ながら、各チームとも最初はコースに出ず様子を見る。

セッション開始8分ほどでピエール・ガスリー、角田裕毅とアルファタウリ勢がウェットタイヤでコースに出て、周回を始める。その後各チームがウェットで周回をスタートさせ、1分40秒前後のタイムをマークする。

タイヤチョイスがウェットからインターミディエイトへと徐々に変わる状況下、セッション開始25分あたりでジョージ・ラッセルがスピン。グラベルから脱出できず、そのままFP3は赤旗中断となった。

数分の中断を経て各マシンがインターミディエイトを選んでコースへと出る。路面状況はレースライン上が良化していることもあり、マックス・フェルスタッペン、エステバン・オコン、バルテリ・ボッタスとトップタイムを更新していく。

そしてセッション残り25分ほどでフェルスタッペンが1:31.043の全体トップを叩き出し、その10分後にはセルジオ・ペレスが最速を1:30.684に更新、その直後にはピエール・ガスリーが1:30.447をマークし、ホンダパワーユニット勢が次々にトップタイムを塗り替えていく。

予選と決勝でまだウェットになる可能性があるため、各チームともインターミディエイトの複数セット使用を避けたい狙いから、様子を見る状況が続く。FP3はそのままセッション終了となった。

結局ガスリーの1:30.447が全体トップタイムで、2番手フェルスタッペン、3番手ペレスとホンダのPU勢がワン・ツー・スリーとなった。4番手カルロス・サインツ、5番手シャルル・ルクレール、6番手フェルナンド・アロンソ、7番手キミ・ライコネン、8番手角田裕毅という順番だった。

パワーユニット交換で決勝10グリッド降格の決まっているルイス・ハミルトンはトラックにほとんど出ず、ベストタイムは全体18番手だった。

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