サウジアラビアGP予選でハミルトンがPP＆メルセデス1-2！フェルスタッペンはミスが響き3番手、角田裕毅はQ2ミディアム初突破の8番グリッド｜F1

F1第21戦サウジアラビアGPの予選が現地時間4日行われた。

現地ジェッダ・コーニッシュ・サーキットは日没後のタイミングに。コース長6キロを超えるロングコースながら、Q1ではクリアな状態でのアタックラップを狙おうと各車がタイミングを図るも、トラフィックで詰まる場面が散見された。

最初のQ1でトップ15に入れず脱落となったのはニコラス・ラティフィ、セバスチャン・ベッテル、ランス・ストロール、ミック・シューマッハ、ニキータ・マゼピンの5台だった。

Q2最初のアタックでは各車がミディアムでタイムを出しにいく。残り3分で角田裕毅はミディアムタイヤを履いて1:28.222の5番手タイムを叩き出す。これはレッドブル、メルセデスの4台に次ぐタイムで6番手ピエール・ガスリーより上だった。

Q2で10番手に入れなかったのはダニエル・リカルド、キミ・ライコネン、フェルナンド・アロンソ、ジョージ・ラッセル。そしてあわやウォールにヒットのスピンを喫し、タイムを出せずに終わったカルロス・サインツの5台だった。角田はQ2で全体5番手タイム。ミディアムでQ2を勝ち上がったのは初めてとなった。

そしてトップ10のグリッドを決めるQ3では攻めすぎてミス、修正するドライバーもいる中、角田裕毅が1:28.442で周回。この時点でバルテリ・ボッタスに続く2番手タイムだった。その後各ドライバーがアタックラップを行い、マックス・フェルスタッペンが1:27.653でトップタイムをマークした。

残り2分になり、ラストアタックのルイス・ハミルトンが1:27.511でトップに躍り出る。最後のクリアラップを狙っていたフェルスタッペンは全体ベストペースで周回するも、最終ターン27でオーバースピードからタイヤをロック。壁に接触してマシンを止めてしまう。

結局ポールポジションはハミルトン、2番手ボッタスでメルセデスがフロント・ローとなった。フェルスタッペンは3番手、4番手シャルル・ルクレール、5番手セルジオ・ペレス、6番手ガスリー、7番手ランド・ノリス、8番手角田、9番手エステバン・オコン、10番手アントニオ・ジョビナッツィという並びになった。

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