バーレーンGP予選・レッドブル・ホンダのフェルスタッペンがPP奪取！角田裕毅は無念のQ2脱落＆13番手|F1

2021年のF1第1戦バーレーンGPの公式予選が現地時間27日行われ、ポールポジションはマックス・フェルスタッペンが獲得。今回がF1デビュー戦となる角田裕毅はQ2で13番手タイムとなり、トップ10入りのQ3進出はならなかった。

Q1最初のアタックではマックス・フェルスタッペンが1:30.499でトップタイム。その直後、角田裕毅が0.108秒差で2番手タイムを叩き出した。Q1時点で3番手ルイス・ハミルトン、4番手ピエール・ガスリーよりも、ルーキー角田がタイムで上という状況に。

Q1ラストアタックでフェルスタッペン、角田はコースに出ず、結果としてエステバン・オコン、ニコラス・ラティフィ、セバスチャン・ベッテル、ミック・シューマッハ、ニキータ・マゼピンの5台が脱落となった。

続くQ2でメルセデスとレッドブル、アルファタウリは決勝を想定してミディアムタイヤでトラックへ出て、この時点でガスリー8番手、角田9番手となった。

Q2最後のアタックでアルファタウリの2台は再びミディアムでアタック。ライバル勢もタイムを伸ばす中、ガスリーは7番手タイムでQ3進出を果たした一方、角田は0.579秒及ばず13番手タイムでQ2止まりとなった。

ここで脱落したのはセルジオ・ペレス、アントニオ・ジョビナッツィ、角田、キミ・ライコネン、ジョージ・ラッセルの5名だった。

Q3ではフェルスタッペン、ハミルトン、ガスリー、ボッタス、カルロス・サインツの順番で最初のアタックを終え、ラストのプッシュではフェルスタッペンが1:28.997の最速タイムでポールポジションを獲得した。ホンダのパワーユニットが開幕戦でPPを奪取したのは、1991年のアイルトン・セナ（マクラーレン・ホンダ）以来30年ぶりのこととなった。

2番手は0.388秒差でハミルトン。以下ボッタス、シャルル・ルクレール、ガスリー、ダニエル・リカルド、ランド・ノリス、サインツ、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールという順番になった。

■第1戦バーレーンGP公式予選
1／マックス・フェルスタッペン／レッドブル／1:28.997
2／ルイス・ハミルトン／メルセデス／1:29.385
3／バルテリ・ボッタス／メルセデス／1:29.586
4／シャルル・ルクレール／フェラーリ／1:29.678
5／ピエール・ガスリー／アルファタウリ／1:29.809
6／ダニエル・リカルド／マクラーレン／1:29.927
7／ランド・ノリス／マクラーレン／1:29.974
8／カルロス・サインツ／フェラーリ／1:30.215
9／フェルナンド・アロンソ／アルピーヌ／1:30.249
10／ランス・ストロール／アストンマーティン／1:30.601
11／セルジオ・ペレス／レッドブル／1:30.659
12／アントニオ・ジョビナッツィ／アルファロメオ／1:30.708
13／角田裕毅／アルファタウリ／1:31.203
14／キミ・ライコネン／アルファロメオ／1:31.238
15／ジョージ・ラッセル／ウィリアムズ／1:33.430
16／エステバン・オコン／アルピーヌ／1:31.724
17／ニコラス・ラティフィ／ウィリアムズ／1:31.936
18／セバスチャン・ベッテル／アストンマーティン／1:32.056
19／ミック・シューマッハ／ハース／1:32.449
20／ニキータ・マゼピン／ハース／1:33.273