ハースから解雇、マゼピンの後任はP・フィッティパルディか…ジョビナッツィ獲得が有力との見方も｜F1

ハースF1チームは5日、ロシア人ドライバーのニキータ・マゼピンについて、解雇したことを公表した。その後任として誰がハースのレギュラードライバーになるのかまだ公表されていない。

ドイツ『Sky』はマゼピンの後釜として、リザーブドライバーのピエトロ・フィッティパルディがそのままレギュラーに昇格するのではないかと報じている。

「マゼピンの離脱とともにハースはウラルカリ社とのパートナーシップを解消。結果的に大口スポンサーを失った形になった」

「ピエトロ・フィッティパルディはブラジル銀行の後ろ盾を持っていることから、レギュラー昇格となった場合、新たなスポンサーシップをハースにもたらすことができる。またフェリペ・マッサが2017年にF1から去って以降、ブラジルでは母国出身のレギュラードライバーがいないことから、ピエトロ・フィッティパルディ昇格を期待する声が高まっている」

一方でドイツ『Bild』は「フィッティパルディではなく、アントニオ・ジョビナツィが最有力候補となっており、ハースは獲得に向けて動いている」と伝え、イタリア人ドライバーがハースのシートに収まるのではないかとの見方をしている。

「スクーデリア・フェラーリはハースのエンジンサプライヤーであり、貸し出されているミック（シューマッハ）の存在含め、密接につながっている。かつてザウバー（現アルファロメオ）時代走ったイタリア人は、（2017年に）ハースからフリー走行でトラックに出たこともある」

「ミックにとってもマゼピンの離脱は良いことだったと定義できるだろう。彼はロシア人と良い関係を築いていたとは言い難い。また、トラック上での実力、オフトラックでの規範からして、マゼピンは本当にレギュラーシートにふさわしいのかという議論も多くあった。ジョビナッツィはミックとともに、フェラーリのリザーブ契約を結んでいる。彼がハースのシートに収まるのなら、実績、実力的にも申し分ない」

果たしてフィッティパルディがレギュラードライバー昇格となるのか、それともジョビナッツィがフェラーリのリザーブ＆フォーミュラE参戦から一転し、今季はハースのVF-22を駆ることになるのか。バーレーンでのプレシーズンテスト、そして開幕戦バーレーンGPが間近に控えているだけに、間もなく正式アナウンスとなりそうだ。

関連記事

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。

●  【番組表】直近の注目コンテンツは？
●  【お得】DAZNの料金・割引プランは？