予選Q1でクラッシュの角田裕毅「プッシュしすぎました…明日は最善を尽くします」決勝での巻き返しを誓う｜F1

2021年のF1第2戦エミリア・ロマーニャGPの予選Q1でクラッシュを喫した角田裕毅がコメントを発している。

予選Q1の序盤、角田はターン15でコースから外れ、タイヤバリアに後ろからぶつかる形になった。マシン後方は大きなダメージを負ったが角田本人にケガはなく、マーシャルカーに乗車してピットに戻っている。

角田はクラッシュの後「まず第一に、体は大丈夫だと思う。問題はありません」と語った。『F1』公式がその言葉を伝えている。

「ちょっとプッシュしすぎました。スラップが大きく、マシンコントロールできずにタイヤバリアにぶつかりました。それまでペースは良かったと思います」

「マシンは素晴らしかったし、あのスピンは大きなミスでした。チームには本当に申し訳なく思っています。明日、可能な限り巻き返せるよう頑張りたい」

「フリープラクティス3回目まで、エンジンやトラフィックなど、多くの問題がありました。結果としてうまくまとめることができなかったですね。でも、マシンのフィーリングは素晴らしいですし、明日も良いレースペースで周回できると思っています」

角田は「今回のデータを分析して改善し、最良の結果を出したい。明日は最善を尽くします」と続け、決勝レースに意欲を示している。

F1デビュー2戦目、予選Q1で初のクラッシュを喫して最後尾スタートとなる角田。テストから周回を重ねてきたイモラでは、決勝で巻き返すことができるのか。18日は最後方からの挽回が期待されるところだ。