角田裕毅「チームに謝りたい」Q3初進出＆8番手もクラッシュを反省…決勝に向け「良い結果を出したい」｜F1

2021年のF1第6戦アゼルバイジャンGPで、角田裕毅は予選で初となるQ3進出。だが、Q3終盤ではウォールにクラッシュしたため、予選はそのまま赤旗終了となった。

結果として角田は予選8番手で終える形になったが、本人は複雑な心境のようだ。角田はアルファタウリの公式メディアを通じて予選を振り返っている。

「今日は本当に複雑な気持ちです。アゼルバイジャンではこの週末、とても良い進歩を遂げてきたと思います」

「本当にポジティブな内容でしたし、予選で初めてQ3へ進出できました。より高い位置でレースをスタートできる可能性もあったと思います。ですがプッシュし過ぎたこともあり、結果として報われませんでした。がっかりしていますし、（クラッシュしたことに）チームに対して謝りたい」

初のバクー市街地コースながら、Q1、Q2と上位勢に匹敵するタイムを出していた角田。アゼルバイジャンGPは例年、オーバーテイクのシーンが散見されることもあり、決勝での躍進を誓っている。

「アゼルバイジャンの決勝はモナコGPに比べ、ある程度オーバーテイク簡単にできるほうだと思います。良いタイヤ戦略も視野に入れながら、レースで何としても良い結果を出したい」

初のQ3進出に伴い、決勝では8番グリッドからのスタートとなる角田。果たして決勝では開幕戦バーレーンGP以来、2度目の入賞を果たすことができるのだろうか