新型RB18でカーナンバー1…新王者フェルスタッペンが新シーズンに向けて意欲「いつもどおりできることをする」新規定への期待も口に｜F1

レッドブル・レーシングが現地時間9日、2022年シーズンの新マシンRB18を発表した。

新車の発表はレッドブルチームのファクトリーのあるイギリス・ミルトンキーンズにて実施された。

このローンチイベントではマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスの2人も登壇。そして両ドライバーは新マシンについてのコメントを発している。『Red Bull』公式がその言葉を伝えた。

フェルスタッペンは「マシンについては、今のところどういう部分が期待できるのかわからない。コース上において、クルマの動きが変わるだろうから、新しい変化にワクワクしている」と率直に語っている。

「今シーズンは新しいレギュレーションになることもあり、適応することが必要となる。もしかしたらマシンに慣れるまで少し時間がかかるかもしれないね」

そして王者として新シーズンを迎えることにオランダ人ドライバーは意欲を示している。

「変更点は多くあるけど、新しいシーズンに向けて余計なプレッシャーを感じることはないよ。ドライバーとしていつもどおり、できる限りのことをするだけさ。RB18に乗り込み、ピットレーンから出る最初の瞬間が待ちきれない」

そしてセルジオ・ペレスも「新たなシーズンを開幕に向けて、とても興奮しているよ」とレッドブルでの2季目に意欲を示した。

「新しいRB18でレーストラックに出る瞬間が待ちきれない。今シーズンはグリッド上の全員がゼロからのスタートとなるし、おそらくエキサイティングなシーズンになるだろう」

「2021年は最後まで全力を尽くし、2022年も同じ戦いをするための準備を整えてきた。新レギュレーションによってトラック上での駆け引きが大きく変わるとも言われているし、ドライバーとしても競い合いができることを嬉しく思っている」

「僕らはより多く、より密接にお互いをフォローしていく必要があるね。僕らが新しいことに向けて学ぶことは多岐に渡るけど、それらに適応していきたい。新しいレギュレーションがレースを面白くするために設定されているからね。そしてサーキットには多くのF1ファンも戻ってきてほしい。ファンの皆さんに素晴らしいエンターテインメントを提供できることを願っている」

2022年シーズンは車両規定が大きく変わり、タイヤも13インチから18インチに変更となるなど、多くの規定変更があるため、各チームの勢力図が昨季から大きく変わる可能性が十分に高い。

そんな中でも昨季、2013年以来のドライバーズチャンピオンを生み出したレッドブルは、引き続き今季もタイトル争いを展開できるのか。

2月23日～25日にはスペインでプレシーズンテスト、3月10日～12日にはバーレーンで公式テストが予定されており、開幕前の調整を行うことになる。果たして各チームの勢力図が昨季とどう変わっているのか、間もなくベールが脱がされることになる。

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