2020年限りでフェラーリから去ることが決まっているセバスチャン・ベッテルが、来季からアストンマーチンに加わる可能性があるようだ。
5月12日にフェラーリはベッテルと来季の契約を結ばないことを公表。その2日後、フェラーリはマクラーレンのカルロス・サインツと契約に至ったことを発表した。サインツが抜けるマクラーレンにはダニエル・リカルドが収まることも同タイミングで明らかになっている。
ルノーは先日、来季から2度のワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソが復帰すると公式発表した。ベッテルは現時点で来季のシートが未定となっており、一部報道では今年限りでF1から引退するのではないかとの憶測も。
だが先日、元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガー氏がオーストリアのTVメディア『ServusTV』に対して「おそらくセバスチャンはレーシング・ポイント(来季から名称がアストンマーチンに変更となる)に行くんじゃないかな」と証言したことから、そこからこの話題はドイツ、オーストリアのみならず、世界中のメディアで大きく伝えられることとなった。
ドイツ『Bild』は「おそらくベッテルはアストンマーチン行きの話があったら迷わないだろうし、チーム側もベッテルの力を求めているはずだ」と分析。
そのうえで「現在シートに収まっているセルジオ・ペレスは追い出されることになるだろう」と予測している。ベルガー氏も「ペレスは力のあるドライバーだ。だがトップに立てるかと言ったら安定感に欠けるところがあるし、そうではないからね」と述べ、ベッテルのアストンマーチン加入を予想している。
来季からアストンマーチンに名称が変わるレーシング・ポイント。チームのオーナーはランス・ストロールの父、ローレンス・ストロールが務めていることもあり、現在のレギュラードライバー、S・ペレスとストロールのどちらかを残すとなれば、ストロールを選択することは確実と見られる。
2010年~2013年まで4度の世界王者となったベッテル。今季のレーシング・ポイントは上位勢を脅かすスピードを見せつけており、もし来季からベッテルが加わるとなれば、ダークホースから一気に優勝候補の一角に成り上がる、というシナリオも十分にあり得る。
フェラーリから去ることになった失意のベッテルだが、果たして来季からアストンマーチンに加わることになるのだろうか。近日中にもこの動きは決着することになりそうだ。
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?
チーム・ドライバー
日程・番組表
レース | フリー走行・予選 | 決勝 | |
---|---|---|---|
第1戦 | オーストリアGP | 7月3日(金) ~ 4日(土) | 7月5日(日) |
第2戦 | シュタイアーマルクGP | 7月10日(金) ~11日(土) | 7月12日(日) |
第3戦 | ハンガリーGP | 7月17日(金) ~18日(土) | 7月19日(日) |
第4戦 | イギリスGP | 7月31日(金) ~ 8月1日(土) | 8月2日(日) |
第5戦 | 70周年記念GP | 8月7日(金) ~ 8日(土) | 8月9日(日) |
第6戦 | スペインGP | 8月14日(金) ~15日(土) | 8月16日(日) |
第7戦 | ベルギーGP | 8月28日(金) ~29日(土) | 8月30日(日) |
第8戦 | イタリアGP | 9月4日(金) ~ 5日(土) | 9月6日(日) |
第9戦 | トスカーナ・フェラーリ1000GP | 9月11日(金) ~12日(土) | 9月13日(日) |
第10戦 | ロシアGP | 9月25日(金) ~ 26日(土) | 9月27日(日) |
第11戦 | アイフェルGP | 10月9日(金) ~ 10日(土) | 10月11日(日) |
第12戦 | ポルトガルGP | 10月23日(金) ~24日(土) | 10月25日(日) |
第13戦 | エミリア・ロマーニャGP | 10月31日(土) | 11月1日(日) |
第14戦 | トルコGP | 11月13日(金) ~ 14日(土) | 11月15日(日) |
第15戦 | バーレーンGP | 11月27日(金) ~ 28日(土) | 11月29日(日) |
第16戦 | サクヒールGP | 12月4日(金) ~5日(土) | 12月6日(日) |
第17戦 | アブダビGP | 12月11日(金) ~ 12日(土) | 12月13日(日) |