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【2025】秋に引越して2季目、欧州最終戦の第17戦アゼルバイジャンGP…手に汗握る超高速公道コースのバクー対決|開催日程・放送予定

DAZN NEWS
【2025】秋に引越して2季目、欧州最終戦の第17戦アゼルバイジャンGP…手に汗握る超高速公道コースのバクー対決|開催日程・放送予定DAZN
2025シーズンF1(フォーミュラ1世界選手権グランプリ)第17戦アゼルバイジャンGPの開催日程・放送予定をお届け!バクー市街地コースの戦いを楽しもう!
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2024シーズンのF1は24戦で行われ、同一シーズンにおける過去最多のレース数となった。

現行レギュレーション最終シーズンとなる2025年は各チーム、及びパワーユニットメーカーは早くも新規定の2026年に向けて注力している。

前年に続き、2025年も過去最多タイの全24戦となる見通し。

F1第17戦アゼルバイジャンGP 概要

近日公開予定

アゼルバイジャンGPの成り立ち

2021-06-04 Tsunoda Yuki Alphatauri F1 Formula 1Getty Images

アゼルバイジャンにF1が初上陸したのは2016年。ロシアとカスピ海に接するこの小国は、産油国として急激な経済発展を遂げ、近代的なビル群と古い城壁都市の建築物が並び立っている。

ヨーロッパからは地理的に近く、新しい国での開催を希望するF1側と、ヨーロッパをはじめ外国からの観光客誘致に取り組む現地の主催者の利害が一致して、グランプリ開催が決定した。初年度は「ヨーロッパGP」の名称で行われ、翌年から「アゼルバイジャンGP」として現在に至っている。

ユニークなコースレイアウトは、数多くのサーキットを手掛けるヘルマン・ティルケが、首都バクー市街地の公道を基に設計。2kmを超える特徴的なストレートを持つ「超高速・市街地サーキット」というこれまでにない、新しいタイプのサーキットを完成させた。

毎年リタイアが多いグランプリとして知られており、意外なドライバーが表彰台に上がるなど、波乱は必至。予想だにしない事象が起こる点も含め、スペクタクルなレースが見られることだろう。

また、2017年のアゼルバイジャンGPスタート以来、カレンダー上では第4戦~第8戦とこれまでは前半戦の一つに設定されていた。2024年には秋開催が慣例だった日本GPと入れ替わる形で、後半戦にスライドとなった。2024年、2025年とカレンダー上では、このアゼルバイジャンGPが欧州ラウンド最終戦という位置づけでもある。

レース開催日程・DAZN配信予定

F1 第17戦 アゼルバイジャンGP / バクー市街地サーキット

日時(日本時間)配信内容解説・実況
9月19日(金)フリー走行1回目 
9月19日(金)フリー走行2回目 
9月20日(土)フリー走行3回目 
9月20日(土)予選 
9月21日(日)決勝 


2021-05-22 Azerbaijan Circuit F1 Formula 1DAZN/Getty Images

カスピ海沿いを猛スピードで駆け抜ける2キロ近い超ロングストレートなどの高速エリアと、世界遺産に登録された狭い旧市街地を周る低速エリアを併せ持つ、ユニークな市街地コースだ。レースは51周で決する。

セクター1はストレートと90度コーナーをつないだレイアウト。非常に狭いコース幅とアップダウンのあるテクニカルなセクター2を抜けると、セクター3は曲がりの小さいコーナーがあるものの、ほぼ全域をフルスロットルで走り抜ける。

オーバーテイクポイントはターン1。長いストレートの影響で、ある程度離れていてもスリップストリームが効くこともあり、追いつくことができれば抜き去ることは比較的容易と言える。しかし、ガードレールに囲まれた市街地コースのため、その他のポイントでのオーバーテイクはあまり見られない。

過去のレースを見ると、トップスピード重視のセッティングが有利とされており、やはりエンジンパワーがものをいう。各メーカーによる力比べが見られることだろう。

また、ウォールに囲まれた市街地コースであることから、セーフティーカー導入となる可能性も十分にある。2017年にはセーフティーカーのタイミングで、ルイス・ハミルトンのブレーキングにいら立ったセバスチャン・ベッテルが追突してしまうというアクシデント&心理戦も繰り広げられた。

2021年にはマックス・フェルスタッペンとランス・ストロールがタイヤバーストにより突如リタイアするという事態も。当時と2025年でタイヤの規定こそ異なるが、タイヤの使い方も一つのポイントとして注目したい。

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2023年のレース結果

2023-04-30 Perez Red Bull F1 Formula 1Getty Images

2023年のF1第4戦、アゼルバイジャンGP決勝は2023年4月30日行われた。

決勝ではグリッド上18人中、17名がミディアムを選択。18番グリッドのニック・デ・フリース、ピットレーンスタートとなったエステバン・オコン&ニコ・ヒュルケンベルグの3人がハードのコンパウンドを第1スティントに選んでいる。

レースがブラックアウトとなり、チャールズ・ルクレール、マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレスと、上位勢はスタート順のままでオープニングラップを終える。8番手スタートの角田裕毅はランス・ストロールとジョージ・ラッセルに抜かれ、10番手にポジションを下げてコントロールラインに戻ってきた。

4/51周目に入るターン1でフェルスタッペンがルクレールを抜き、トップに躍り出る。6周目にはペレスもルクレールをパスし、これでレッドブル1-2となった。

9周目に角田裕毅はピットイン。ハードの第2スティントに入った。10周目にターン6でデ・フリースが左フロントタイヤをウォールに当ててマシンストップ。フェルスタッペンはすぐさまピットでハードタイヤに交換するも、これが後々明暗を分けることに。その直後セーフティーカー導入となったため、フェルスタッペンは損をする形となった。タイヤ未交換組はセーフティーカー導入後、続々とピットに入り、タイヤ交換を済ませる。

セーフティーカー先導の状態でトップはペレス。以下ルクレール、フェルスタッペン、カルロス・サインツ、フェルナンド・アロンソ、ラッセル、ストロールという並びに。 先にタイヤを交換していた角田はさほど損にはならず、タイヤ未交換のオコン&ヒュルケンベルグが前に入る形で12番手となっている。14/51周目からローリングスタートでレース再開となり、ターン3でフェルスタッペンがルクレールを再度抜き、2番手に浮上する。このラップでは角田とピアストリがデットヒートを繰り広げるも、角田は12番手をなんとか死守している。

ここからはペレス、フェルスタッペンだけが1分45秒台のペースで周回を重ね、3番手以下を突き放していく。レッドブルの2人による事実上マッチレース状態に。両者はDRS圏内の1秒以内に入れるか入れないかの差でレースを進めていった。

12番手走行中の角田は9番手オコンからヒュルケンベルグ、ランド・ノリスと続くトレイン状態となり、耐える展開が続いた。オコンとヒュルケンベルグが第1スティントのままということもあり、角田は事実上の入賞圏内で戦い続ける状況となる。

46/51周目にはノリスがヒュルケンベルグを抜く。角田も48周目のホームストレートでヒュルケンベルグをパスした。

終盤に入ると上位チームの各ドライバーはファステストラップ狙いでレースペースを上げた。ペレスが得意のストリートコースでトップチェッカーを受け、同年の2勝目をマーク。2位フェルスタッペン、3位ルクレールまでが表彰台に上がっている。

4位アロンソ、5位サインツ、6位ハミルトン、7位ストロールと続き、最後ソフトタイヤでファイナルラップにファステストをマークしたラッセルが8位に入った。ノリスが9位でフィニッシュ。 そして角田は10位となり、2戦連続同年2度目の入賞を果たした。上位勢4強(※2023シーズン序盤戦時点でレッドブル、フェラーリ、メルセデス、アストンマーティン)8人がトップ8を占める中、9位ノリスに次ぐ粘りの走りで、大きな1ポイントを手にしている。

2023年第4戦アゼルバイジャンGP結果

1/セルジオ・ペレス/レッドブル
2/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
3/チャールズ・ルクレール/フェラーリ
4/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン
5/カルロス・サインツ/フェラーリ
6/ルイス・ハミルトン/メルセデス
7/ランス・ストロール/アストンマーティン
8/ジョージ・ラッセル/メルセデス
9/ランド・ノリス/マクラーレン
10/角田裕毅/アルファタウリ
11/オスカー・ピアストリ/マクラーレン
12/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
13/ケビン・マグヌッセン/ハース
14/ピエール・ガスリー/アルピーヌ
15/エステバン・オコン/アルピーヌ
16/ローガン・サージェント/ウィリアムズ
17/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース
18/バルテリ・ボッタス/アルファロメオ
-/チョウ・グァンユ/アルファロメオ
-/ニック・デ・フリース/アルファタウリ

 

チーム・ドライバー

日程・番組表

 レースフリー走行・予選決勝
第1戦オーストラリアGP 3月14日(金) ~15日(土)3月16日(日)
第2戦中国GP 3月21日(金) ~22日(土)3月23日(日)
第3戦日本GP 4月4日(金) ~ 5日(土)4月6日(日)
第4戦バーレーンGP 4月11日(金) ~ 12日(土)4月13日(日)
第5戦サウジアラビアGP 4月18日(金) ~ 19日(土)4月20日(日)
第6戦マイアミGP 5月2日(金) ~ 3日(土)5月4日(日)
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5月16日(金) ~ 17日(土)5月18日(日)
第8戦モナコGP 5月23日(金) ~ 24日(土)5月25日(日)
第9戦スペインGP 5月30日(金) ~ 31日(土)6月1日(日)
第10戦カナダGP 6月13日(金) ~ 14日(土)6月15日(日)
第11戦オーストリアGP 6月27日(金) ~ 28日(土)6月29日(日)
第12戦イギリスGP 7月4日(金) ~ 5日(土)7月6日(日)
第13戦ベルギーGP 7月25日(金) ~ 26日(土)7月27日(日)
第14戦ハンガリーGP 8月1日(金) ~ 2日(土)8月3日(日)
第15戦オランダGP 8月29日(金) ~ 30日(土)8月31日(日)
第16戦イタリアGP 9月5日(金) ~ 6日(土)9月7日(日)
第17戦アゼルバイジャンGP 9月19日(金) ~ 20日(土)9月21日(日)
第18戦シンガポールGP 10月3日(金) ~ 4日(土)10月5日(日)
第19戦アメリカGP 10月17日(金) ~ 18日(土)10月19日(日)
第20戦メキシコGP 10月24日(金) ~ 25日(土)10月26日(日)
第21戦サンパウロGP 11月7日(金) ~ 8日(土)11月9日(日)
第22戦ラスベガスGP 11月20日(木) ~ 21日(金)11月22日(土)
第23戦カタールGP 11月28日(金) ~ 29日(土)11月30日(日)
第24戦アブダビGP 12月5日(金) ~ 6日(土)12月7日(日)