レッドブル重鎮マルコ博士「今季アストンマーティンは3位の座を争うかもしれない」開幕戦躍進の敵チームを高く評価｜F1

レッドブル幹部のヘルムート・マルコ博士が、今季の勢力図について開幕戦を終えた段階ながら、見識を示している。やはり開幕戦で3位表彰台に上がったフェルナンド・アロンソ及びアストンマーティンを高く評価しているようだ。

マルコ博士はオーストリアメディア『クライネ・ツァイトゥング』に対して、今季総合3位の座を「アストンマーティンとメルセデスが争うのではないか」と語った。

「アストンマーティンは大きく前進したね。もしメルセデスが新しいセットアップで成功できなかったり、効果的なアップデートを持ち込むことができなかったら、おそらく3位争いはアストンマーティンと戦うことになるかもしれない」

「（昨季4位の）アルピーヌについては現時点でなんとも言えない。まだ何か正確な状況を示したわけではないからね」

「そもそもバーレーンのサーキットは、マシンの力を知るためには情報量の多いトラックではない。だから、現時点で2023年のこれからがどうなるのか、それを説明するのは難しいことなんだ。路面は荒れていて、タイヤの摩耗は他のサーキットよりも大きい。最初の3～4レースを終えた段階で、ある程度の力関係がつかめるようになるだろう」

昨季はレッドブル、フェラーリ、メルセデスによる上位3強の勢力図だったが、今季はバーレーンGPを終えた段階ながら、その3チームにアストンマーティンを加えた4強の様相を呈している。

マルコ博士も今季のアストンマーティンについては要警戒だと認識している模様だ。

Getty Images

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