角田裕毅「中団争いはタイト…少しのミスも許されない」アップグレード効果は金曜日段階で不明瞭「自分たちがどこにいるのか現時点でわからない」｜F1

2023年の第3戦オーストラリアGPのフリー走行2回目終了後、アルファタウリの角田裕毅がコメントを発している。

金曜日のセッションで角田はFP1においてスピンを喫し、フロアを痛める状況に。14周しかトラックを走行できず、不完全燃焼なFP1に終わった。

続くFP2ではセッション中盤から雨が降ってきたこともあり、ドライ状況下でのデータ収集は十分にできなかった。後半に入って角田はインターミディエイトを装着し、ウエット状況下でのデータ収集を行っている。

角田は金曜日のセッションを終えた後「正直、他のチームに比べて自分たちがどこにいるのか、現時点でわからない」と発言。アルファタウリのアップグレードが現時点でどこまで効果的か不明瞭だと述べている。チーム公式メディアがその言葉を伝えた。

「FP1ではリアのグリップに苦しみ、難しい状況となった。FP2のパフォーマンスには満足しています」

「GPSの問題があってFP1ではトラフィックも発生し、最終セクターで大幅にスローダウンした。結果としてクイックラップをスタートしたとき、タイヤの温度が十分に温まっていなくて、グリップ不足になってしまった」

「他のチームと比べて、自分たちがどこにいるのか現時点で正確にはわかりません。でも、土曜日に向けてうまくをまとめられるようにしたい」

「今はとにかく、チームとして何をすべきか、何が必要なのか、それに向けて集中している。もちろん予選ではQ3を目指したいですが、まずはQ2に進めるよう頑張りたい」

「中団争いの戦いはとてもタイトなので、少しのミスも許されない。マシンは昨年よりも良くなっていると思うし、データをしっかり分析して、明日何ができるのか、試してみたい」

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