【動画】岩佐歩夢、F2モナコのスプリントレース完勝で今季3勝目！総合順位トップに返り咲く｜F2

27日、F2の第6ラウンド、モナコのレース1（スプリントレース）が行われた。

予選B組5番手の岩佐歩夢は、リバースグリッドにより2番グリッドからのスタート。ブラックアウト後、岩佐はポールスタートのイサク・アジャを抜けず、2番手でターン1に飛び込んでいく。

1周目途中まである程度クリーンな周回だったが、ターン10でクッシュ・マイニが追突されてスピン。これでレースはバーチャルセーフティーカーからセーフティーカーへと切り替わった。

6／30周目からローリングスタートとなり、トップのアジャはマシントラブルによりペースが上がらず、2番手の岩佐がターン1にトップで飛び込んだ。ここから岩佐がラップリーダーとしてレースを先導する。

岩佐がトップを快走、ジェハン・ダルバラが約1秒後方で追う展開になり、そこから5秒以上離れて3番手ジャック・クロフォード以下がトレイン状態でレースが進む。

レース中盤、岩佐とダルバラの差がDRS圏内の1秒以内に入るか入らないかの状況でせめぎ合いが続いた。20／30周目を過ぎると、岩佐はダルバラとの差を1秒以内に寄せ付けず、ペースをコントロールしながら終盤へと入る。

すると22周目、ターン5でアマウリ・コルディールがウォールに衝突し、レースはこれでセーフティーカー導入となる。

25／30周目からローリングスタートでレース再開となり、岩佐は2番手ダルバラとの差を見ながらコントロールラインを追加する。

岩佐はこのラップ、2番手ダルバラより2.5秒速いタイムで周回。そこから2番手以下を突き放し、ファイナルラップには6秒差まで開いた。

結局岩佐はトップを独走し、今季F2での3勝目をマーク。モナコでの日本人同カテゴリー優勝はGP2時代となる2016年の松下信治氏以来、2人目となった。2位は7秒後方のダルバラ、3位クロフォードまでが表彰台に上がっている。

4位リチャード・フェシュフォー、5位ゼイン・マローニ、6位ジャック・ドゥーハン、7位ビクター・マルタンス、8位テオ・プルシェールまでがポイントを手にした。

レース1を制した岩佐は10ポイントを獲得し今季総合ランキングで再びトップに浮上。ポイントは首位岩佐（68点）、2位プルシェール（66点）、3位フレデリック・ヴェスティ（64点）となっている。

F2モナコ・レース1結果

1／岩佐歩夢
2／ジェハン・ダルバラ
3／ジャック・クロフォード
4／リチャード・フェシュフォー
5／ゼイン・マローニ
6／ジャック・ドゥーハン
7／ビクター・マルタンス
8／テオ・プルシェール

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