アロンソ「ここまで競争力があると思っていなかった」今季加入アストンマーティンの飛躍は想定外？来季は王者レッドブルと競えると意欲｜F1

アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが、今季加わったばかりの同チームのポテンシャルについて語っている。

絶好調だった序盤に比べて、徐々に下降状況となっているものの、それでもアロンソ本人は今後に向けてチームの見通しは明るいと主張している。

昨季限りで4度の王者セバスチャン・ベッテルが引退となり、その後釜として2度の王者アロンソがストンマーティンへと加わった。2022年は10チーム中7位という順位だったアストンマーティン。だが2023年のAMR23は大きなポテンシャルアップを示し、開幕戦ではアロンソが3位表彰台を獲得している。

それから第8戦カナダGPまでアロンソは2度の2位、3度の4位で6度表彰台に上がるなど、レッドブル勢の次にポイントを稼ぎ、ドライバーズランキングでも総合3位に付けていた。

だがシーズン中盤に入ると、メルセデスやフェラーリ、そしてマクラーレンが勢いを付けていき、アストンマーティンは表彰台圏内を競うのも難しい状況になっていった。アロンソはルイス・ハミルトンにポイントで抜かれ、第17戦日本GP終了時点で総合4位となっている。

アロンソはこの現状についてイギリス『チャンネル4』に「表彰台を争えるかと言ったら、少し楽観的すぎたと思う」と述べている。本人としても今季序盤の好調ぶりはまさかの想定外だったようだ。

「僕らは（開幕戦の）バーレーンで非常に素晴らしいパフォーマンスを見せることができた。そこで今季はとても良いポジションにいるとわかったんだ」

「ここまで競争力があるクルマだとは思っていなかった。これは正直に言うと嬉しい驚きだった」

シーズン中盤からはライバル勢が盛り返したこともあり、アストンマーティンは相対的に苦戦している状況。それでも百戦錬磨のアロンソはチームにさらなる上積みや、今後の伸びしろがあると期待している。

「だから今、我々はさらに多くのことを望んでいるんだ。我々がすべきことは次のステップ、つまりレースでの勝利を目指して戦えるチームになることだ」

「今シーズンはレッドブルがとても優勢な勢力図になっている。だけど、来年はそこと戦えるようになると信じているし、その一歩を踏み出せるはずだ」

関連記事

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。

●  【番組表】直近の注目コンテンツは？
●  【お得】DAZNの料金・割引プランは？