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【2024】伝統のモンテカルロ市街地コースを制するのは?F1第8戦モナコGP|開催日程・放送予定

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【2024】伝統のモンテカルロ市街地コースを制するのは?F1第8戦モナコGP|開催日程・放送予定DAZN
2024シーズンF1(フォーミュラ1世界選手権グランプリ)第8戦モナコGPの開催日程・放送予定をお届け!伝統のモンテカルロ市街地コースの戦いを楽しもう!
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2023シーズンのF1は当初24戦で行われる見通しだったが、新型コロナウイルスの影響で中国GPが見送りとなり、エミリア・ロマーニャGPは豪雨災害により中止に。これで22戦での開催となった。

そして2024年は全24戦で実施される予定。これは過去最多のグランプリ数となる。

F1第8戦モナコGP 概要

F1カレンダー上で屈指の伝統があり、華やかなモナコGPが今年もやってくる。

ル・マン24時間、インディ500、と並び「世界3大レース」の1つに数えられているこのグランプリは2024年で81回目の開催となり、F1を代表する伝統の市街地レースだ。

このコースの特徴は何といっても狭いコース幅が有名であり、レース中の追い抜きが難しいことから土曜日の予選結果が、他のGPに増して重要となる。エミリア・ロマーニャGPでランド・ノリスに猛追されるも今季5勝利目を記録したマックス・フェルスタッペンがこのGPの前回勝者であり、マクラーレン勢に加えて、モンテカルロで生まれ育った地元出身チャールズ・ルクレールを始めとするフェラーリ勢の動向からも目が離せない。

モナコGPの成り立ち

2021-05-22 Sainz Ferrari F1 Formula 1Getty Images

2024年11月14日、F1公式はモナコGPについて、2031年までの開催が契約合意に至ったと公表した。そのため、今後もモンテカルロでの戦いはF1カレンダーの中でも名物の一つであり続けることになるはずだ。

レース開催日程・DAZN配信予定

第8戦モナコGP

F1 第8戦 モナコGP / モナコ市街地コース

日時(日本時間)配信内容解説・実況
5月24日(金)20:30~フリー走行1回目実況:笹川裕昭 コメンテーター:浅木泰昭
5月25日(土)0:00~フリー走行2回目実況:サッシャ 解説:柴田久仁夫
5月25日(土)19:30~フリー走行3回目解説:田中健一 柴田久仁夫
5月25日(土)23:00~予選実況:サッシャ 解説:中野信治
5月26日(日)22:00~決勝実況:サッシャ 解説:中野信治

F2 第5戦:モナコ

日時内容実況・解説
5月23日(木)22:00~フリー走行実況:笹川裕昭
5月24日(金)22:10~予選実況:笹川裕昭
5月25日(土)21:15~レース1実況:笹川裕昭 解説:松下信治
5月26日(日)16:40~レース2実況:笹川裕昭 解説:松下信治

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サーキット(モンテカルロ市街地コース)

2021-05-12 Monaco Circuit F1 Formula 1DAZN|Getty Images

とにかくコース幅が狭く、わずかなミスがクラッシュに繋がる難易度超級の市街地サーキットを決勝では78周する。

コーナー数は全部で19。有名な「ロウズ・ヘアピン」や「トンネル」など、市街地ならではのユニークなコーナーが続いていく。トンネルを抜けた先のシケインが唯一のオーバーテイクポイント。DRSはメインストレートに設定されている。

以前と比べて車体の幅が大きくなっている近年のF1では、レース中のオーバーテイクは非常に難しく、そのため予選順位が極めて重要であり、予選でグリッド最前列を得られなければ大きく勝機を失ってしまうことが予想される。ピット戦略がポジションアップを大きく左右するのもモンテカルロの特徴だ。

また、普段は公道として使われているため、走行を重ねることで路面にタイヤのゴムが付着し、決勝にむけてコースのコンディションが大きく改善していく特徴もある。

外から見ると美しい街並みだが、ガードレールに覆われ、先が見えにくいコースを、ミリ単位のコントロールでマシンを操るF1ドライバーの超人ぶりが感じられるサーキットだ。

2023年モナコGP結果

2023-05-28 Verstappen Alonso Ocon F1 Formula 1Red Bull Content Pool

2023年のF1第7戦、モナコGP決勝は2023年5月28日に行われた。

決勝ではミディアムとハードで選択が大きく分かれ、チョウ・グァンユのみがソフトタイヤを選択した。9番グリッドの角田裕毅はミディアムを選んでいる。

レースがブラックアウトとなり、上位勢は順位の入れ替わりがほぼなく、オープニングラップを終える。

18番手~20番手スタートのニコ・ヒュルケンベルグ、チョウ、セルジオ・ペレスの3人は2/78周目には早くもハードタイヤへと交換し、何かが起こらない限り最後まで走り切る流れとなった。

マックス・フェルスタッペンがトップを快走し、2番手フェルナンド・アロンソがそれを追う。10/78周目には3番手エステバン・オコンがアロンソから7秒後方となり、ここから上位勢はトレイン状態に。

この10周目にはハードの第2スティントに変えたペレスが、17番手ランス・ストロールのすぐ後ろまで迫った。だがモナコのコース特性もあり、15番手ローガン・サージェントから続くトレインにここから長らく付き合う状況となる。

角田は9番手を走行。22/78周時点で7.3秒前にジョージ・ラッセル、5.4秒後方にランド・ノリスと、クリーンエア状態での走りが続く。

トップのフェルスタッペンだけが別次元の1分16秒台で周回を続け、23周目には2番手アロンソとの差を10秒まで広げた。ここで雨雲が近寄っているとの予報も入り、各チームはセーフティーカーや雨を恐れ、ピットに入るタイミングを見計らう周回が続く状況に。

52/78周目に角田の後方を走っていたノリスがピットに入り、ミディアムからハードにつなぐ。同時に雨が降ってきているとの情報も入り、トラック上の北東側から路面が濡れてくる。ここでピットに入り、インターミディエイトに変更するマシンが出てきた。

角田は54/78周目にミディアムからインターミディエイトにチェンジ。ここから雨が強くなってくる。2番手走行中のアロンソはハードからスリックのミディアムへと一度変えるも、雨が強くなりこの戦略は失敗に。

ここから各ドライバーはインターミディエイト、もしくはハードウェットで最後まで粘る流れとなる。9番手を走っていた角田は後方から迫るマクラーレン勢のペースが速いこともあり、67周目からノリス、オスカー・ピアストリと立て続けに抜かれてしまう。

チーム無線でブレーキに不満を訴えていた角田は69周目のターン5で止まれず、エスケープへと直進。バックでトラックへとマシンを戻すも、これで15番手まで一気に順位を落としてしまった。

トップはフェルスタッペンが一人旅状態。2番手アロンソが一度ミディアムに変更してタイヤ戦略で失敗したこともあり、その差を約28秒まで突き放して78周のフィニッシュチェッカーを受けた。これでフェルスタッペンは2023年の4勝目。モナコGPは2021年以来2度目の制覇となった。

2位アロンソ、そして3位オコンは同年の初表彰台となっている。4位ルイス・ハミルトン、5位ジョージ・ラッセル、6位チャールズ・ルクレール、7位ピエール・ガスリー、8位カルロス・サインツ、9位ノリス、10位ピアストリまでが入賞となった。

角田は終盤まで9番手だったが、雨でペースが下がり、痛恨オーバーランもあって15番手でのフィニッシュとなった。

2023年第7戦モナコGP・決勝結果

1/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
2/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン
3/エステバン・オコン/アルピーヌ
4/ルイス・ハミルトン/メルセデス
5/ジョージ・ラッセル/メルセデス
6/チャールズ・ルクレール/フェラーリ
7/ピエール・ガスリー/アルピーヌ
8/カルロス・サインツ/フェラーリ
9/ランド・ノリス/マクラーレン
10/オスカー・ピアストリ/マクラーレン
11/バルテリ・ボッタス/アルファロメオ
12/ニック・デ・フリース/アルファタウリ
13/チョウ・グァンユ/アルファロメオ
14/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
15/角田裕毅/アルファタウリ
16/セルジオ・ペレス/レッドブル
17/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース
18/ローガン・サージェント/ウィリアムズ
19/ケビン・マグヌッセン/ハース
-/ランス・ストロール/アストンマーティン