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【2025】ジェッダでの超高速決戦、第5戦サウジアラビアGPで今季の力関係はより浮き彫りになるのか|開催日程・放送予定

DAZN NEWS
【2025】ジェッダでの超高速決戦、第5戦サウジアラビアGPで今季の力関係はより浮き彫りになるのか|開催日程・放送予定DAZN
2025シーズンF1(フォーミュラ1世界選手権グランプリ)第5戦サウジアラビアGPのプレビュー・開催日程・放送予定をお届け!
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2024シーズンのF1は24戦で行われ、同一シーズンにおける過去最多のレース数となった。現行レギュレーションの最終シーズンとなる2025年も、同様に年間24レースとなる。

各チーム、及びパワーユニットメーカーは早くも新規定の2026年に向けて注力する向きがある中、2025シーズンはどのようなシーズンになるのだろうか。

F1第5戦サウジアラビアGP 概要

近日公開予定

サウジアラビアGPの成り立ち

2021-12-04 Verstappen Saudi Arabia Jeddah Corniche Circuit, Jeddah Circuit F1 Formula 1Getty Images

紅海を望むサウジアラビア第2の都市・ジェッダに建設された「ジェッダ市街地コース」が、F1人気の高い中東の開催地として2021年よりカレンダーに加わった。これまでに多くのサーキット建設に携わったヘルマン・ティルケ氏による設計だが、これまでのものとは一線を画す特徴的なコースとなっている。

「ドライバーが挑戦したくなるようなサーキット」をテーマとしてデザインされており、サーキットの全長は6.147kmで、カレンダー中ベルギーGPに次ぐ2番目の長さで、コーナー数は最多。しかし、多くのコーナーは全開もしくはブレーキを必要としない程度の緩やかなレイアウトになっており、1周の平均速度は時速250kmと予想される。これはイタリアGPが行われるモンツァに次ぐスピードで、「歴代最速の市街地レース」となる。

高速コーナーの連続は、強烈なダウンフォースを持つ現代のF1マシンの特徴をいかんなく発揮できるため、猛スピードでコーナーを駆け抜ける迫力満点の走行にも注目だ。

また、ドライバーたちにとって難易度を高めるのが、市街地コース特有のガードレールだ。ランオフエリアはほとんどなく、ブラインドコーナーも多いため、一つのミスでリタイアになりかねない。そのため、決勝ではセーフティーカー出動によって、波乱のレース展開になる可能性も少なくないだろう。予選でもトラフィックに引っかからず、いかにクリーンラップで良いタイムを出せるかが上位グリッド獲得のカギとなる。

2022年は予選中にミック・シューマッハがコース上で大クラッシュ。マシンの修復が困難な状況かつ本人の経過観察に伴い、翌日の決勝ではグリッドに着けなかったというケースも生まれている。

レース開催日程・DAZN配信予定※日本時間

第5戦 サウジアラビアGP / ジェッダ・コーニッシュ・サーキット

日時配信内容解説・実況
4月18日(金)フリー走行1回目 
4月18日(金)フリー走行2回目 
4月19日(土)フリー走行3回目 
4月19日(土)予選 
4月20日(日)決勝 

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サーキットのレイアウト(ジェッダ・コーニッシュ・サーキット)

2021-10-27 Saudi Arabia Jeddah Corniche Circuit, Jeddah Circuit F1 Formula 1Getty Images

6kmを超える全長に27のコーナー、3か所のDRS区間を持つ、他に類を見ない特徴的な市街地サーキットで行われるサウジアラビアGP。決勝は50周で行われる。

メインストレートの先にある左→右のシケインを抜けると、そこから左右に流れるようなカーブを繰り返してターン13へ。大きなヘアピンカーブを抜けると再び緩やかにコーナーが連続し、ターン19から22まではDRS区間になっており、アクセル全開で勢いよく駆け抜ける。左曲がりのほぼストレート区間であるターン25~26を通過して、最終コーナーで大きく曲がり、メインストレートに戻ってくる。

オーバーテイクを最重要課題に盛り込んだレイアウトでもあるが、エスケープゾーンが少なく、ミスがそのまま致命的なことにもなり得る。そのため、接触からすぐさまセーフティーカー入りという展開も十分に考えられる。2022年にはハースのミック・シューマッハが予選で大クラッシュを喫したため、決勝に出走できないという事例も起こっている。

グランドエフェクト要素の強まった2022年は、DRS検知ポイントでライバルより前にいたくないという状況から、ターン27の手前で過剰に減速するという駆け引きも頻発した。

だが2023年は最終ターン27を立ち上がり、ホームストレートに入ってから170メートル地点にDRSの検知ポイントが変更された。そのため、ブレーキングゾーンでの不自然な減速は前年に比べて大きく減っている。

2023年サウジアラビアGPの結果

2023-03-19 Perez Red Bull F1 Formula 1Getty Images

2023年F1第2戦、サウジアラビアGP決勝ではドライバー16名が第1スティントにミディアムを選択。7番グリッドのルイス・ハミルトン、最後尾のローガン・サージェントがハードを選んだ。12番グリッドのチャールズ・ルクレール、19番グリッドのランド・ノリスがソフトをチョイスしている。

レースがブラックアウトとなり、2番手スタートのフェルナンド・アロンソがトップでターン1に飛び込む。だがその直後、アロンソのスタート位置に誤りがあったとアナウンスされ、5秒のタイムペナルティとなった。

アロンソ、セルジオ・ペレス、ジョージ・ラッセル、ランス・ストロールの順番で1周目を終えた。オスカー・ピアストリはスタート直後に接触があり、すぐさまウイング交換を余儀なくされている。

4/50周目のターン1でペレスがアロンソをパスし、トップを取り戻した。後方では15番手スタートのマックス・フェルスタッペンが6周時点で11番手までポジションを上げた。16番グリッドからレース開始の角田裕毅も14番手までアップしている。

ペレスとアロンソだけ1ラップ1分34秒台を連発し、3番手以下は1秒ほど遅いペースで周回を重ねる。

11/50周目にはチョウ・グァンユやニコ・ヒュルケンベルグがピットに入り、ハードの第2スティントへ。ここからハードにつなぐドライバーが徐々に出てくる。

18周目、ストロールが突如トラブルによりターン14でマシンストップ。その後セーフティーカー導入となり、これで第1スティント勢は続々とピットに入ってくる。角田も第2スティントにつなぎ、アンダーカットに成功。アルピーヌ勢の前でピットアウトとなった。

これでサージェント以外すべてのマシンがタイヤ交換義務を消化し、ペレス、アロンソ、ラッセル、フェルスタッペン、カルロス・サインツ、ルイス・ハミルトン、ルクレールと続き、角田は8番手まで一気にジャンプアップしている。

21/50周目よりローリングスタートでレース再開。隊列が詰まったものの、大きな混乱はなく各マシンは周回を重ねていく。24周目にDRSが使用可能となった後、角田はエステバン・オコンとピエール・ガスリーに抜かれ、10番手に順位を落とした。

トップのペレスが逃げ、5秒後方には2番手のフェルスタッペン。両者がファステストラップを連発する展開となる。レッドブル勢の2人だけ1分32秒台で周回を重ねていき、3番手以下が引き離される。

アルピーヌの2人に抜かれた角田は10番手を走行。後方から迫るケビン・マグヌッセンと1秒前後を推移しつつ、駆け引きが続いた。

37/50周目に入ると、2番手走行中のフェルスタッペンがマシンに異音があると無線で主張。それでもペースを守りながらペレスを追っていく。ペレスとフェルスタッペンの差は約5秒。そこから3番手アロンソまで17秒も開き、レースは完全にレッドブル1-2のマッチレース状態となった。

46周目、角田はずっとマグヌッセンと戦ってきたが、ロングストレートのDRSゾーンで抜かれ、P11にポジションを落としてしまう。

ペレスはその後もペースを落とさず、2番手フェルスタッペンに約7秒の差をつけて、2戦目で同シーズン初優勝を飾った。15番手スタートのフェルスタッペンが2位に入り、開幕から2戦連続のレッドブル1-2となった。

その15秒後方でアロンソが3番手フィニッシュ。表彰台に上がったものの、この後一度アロンソにはSC中のペナルティ消化が不十分だったとして、10秒ペナルティ加算により4位降格とスチュワードで発表された。だがさらにその後、アストンマーティンの抗議を受け、検証してペナルティを取り消し。アロンソが3位表彰台で決着となった。スペイン人ドライバーはこれがキャリア100度目のポディウムとなる。

4番手ラッセル、5位ハミルトン、6位サインツ、7位ルクレール、8位オコン、9位ガスリーと続き、10位マグヌッセンまでが入賞となった。

角田はマグヌッセンから2.6秒差で11位フィニッシュ。前レース開幕戦と同様の順位で、またしてもあと一歩ポイントに手が届かなかった。

 

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直近のDAZN番組表(F1)

チーム・ドライバー

日程・番組表

 レースフリー走行・予選決勝
第1戦オーストラリアGP 3月14日(金) ~15日(土)3月16日(日)
第2戦中国GP 3月21日(金) ~22日(土)3月23日(日)
第3戦日本GP 4月4日(金) ~ 5日(土)4月6日(日)
第4戦バーレーンGP 4月11日(金) ~ 12日(土)4月13日(日)
第5戦サウジアラビアGP 4月18日(金) ~ 19日(土)4月20日(日)
第6戦マイアミGP 5月2日(金) ~ 3日(土)5月4日(日)
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5月16日(金) ~ 17日(土)5月18日(日)
第8戦モナコGP 5月23日(金) ~ 24日(土)5月25日(日)
第9戦スペインGP 5月30日(金) ~ 31日(土)6月1日(日)
第10戦カナダGP 6月13日(金) ~ 14日(土)6月15日(日)
第11戦オーストリアGP 6月27日(金) ~ 28日(土)6月29日(日)
第12戦イギリスGP 7月4日(金) ~ 5日(土)7月6日(日)
第13戦ベルギーGP 7月25日(金) ~ 26日(土)7月27日(日)
第14戦ハンガリーGP 8月1日(金) ~ 2日(土)8月3日(日)
第15戦オランダGP 8月29日(金) ~ 30日(土)8月31日(日)
第16戦イタリアGP 9月5日(金) ~ 6日(土)9月7日(日)
第17戦アゼルバイジャンGP 9月19日(金) ~ 20日(土)9月21日(日)
第18戦シンガポールGP 10月3日(金) ~ 4日(土)10月5日(日)
第19戦アメリカGP 10月17日(金) ~ 18日(土)10月19日(日)
第20戦メキシコGP 10月24日(金) ~ 25日(土)10月26日(日)
第21戦サンパウロGP 11月7日(金) ~ 8日(土)11月9日(日)
第22戦ラスベガスGP 11月20日(木) ~ 21日(金)11月22日(土)
第23戦カタールGP 11月28日(金) ~ 29日(土)11月30日(日)
第24戦アブダビGP 12月5日(金) ~ 6日(土)12月7日(日)