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新型コロナによりジャパンラグビートップリーグの中止が決定

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新型コロナによりジャパンラグビートップリーグの中止が決定(C)Getty Images
新型コロナウイルスの影響で試合を延期していたジャパンラグビートップリーグだが、大会を中止することを決定した。
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ジャパンラグビートップリーグは23日、新型コロナウイルスの感染拡大防止を鑑みて、ジャパンラグビートップリーグ2020大会の中止を決定した。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ジャパンラグビートップリーグは2月26日に第7節(2月29日〜3月1日)、第8節(3月7日〜8日)の合計16試合を延期することを発表していた。第7節は3月21日〜22日に、第8節は5月2日〜3日に代替試合を予定。さらに日野レッドドルフィンズ所属の選手が、違法薬物使用容疑で逮捕されたことにより、第9節(3月14日〜15日)、第7節代替試合、第10節(3月28日〜29日)の3節を休止していた。

ジャパンラグビートップリーグによると、「ご来場のお客様、選手、関係者の健康と安全の確保」、「新型コロナウイルスの世界的な拡大により、ニュージーランド、オーストラリア等、各国の政府による海外に滞在する自国民への即時帰国が呼びかけられたことで、所属選手が多数帰国すること」、「トップリーグの全てのチームは企業スポーツとして加盟・活動しており、選手・スタッフが感染した際に企業に与える影響が非常に大きいこと」の3つの観点から今回の中止を決定したようだ。

なおジャパンラグビートップリーグ2020は大会途中での中止となるため、リーグ不成立となり順位は確定せず。そのため、5月23日から実施予定の「第57回日本ラグビーフットボール選手権大会」に出場する4チームの決定方法は今後検討されるとのこと。

今回の決定を受けて太田治チェアマンは次のようにコメントしている。

「平素よりジャパンラグビー トップリーグへのご声援、誠に有難うございます。この度、新型コロナウイルスの世界的な感染リスクを踏まえ、ファンの皆様と選手ファーストの観点、チーム及び関係者の皆様の安心安全の観点により、苦渋の決断ではありますが、ジャパンラグビー トップリーグ2020の全ての試合を中止する事としました。トップリーグ再開を楽しみにお待ちいただいておりましたファンの皆様、選手・関係者の皆様には、大変申し訳なく思いますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。今後は、新型コロナウイルスの収束を願うとともに、社会情勢を見ながら5月の日本選手権に向けた新たな大会を模索して参ります。引き続き、ジャパンラグビー トップリーグを何卒よろしくお願い申し上げます」

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