12月28日に静岡競輪で行なわれる『ガールズグランプリ2021』に向けて、児玉碧衣選手と小林優香選手がDAZNの『女子スポーツ魅力発見!ガールズケイリン特集』で意気込みを語った。
戦後70年以上続いている競輪は、日本発祥の競技だ。女子競輪は1964年に一度その幕を閉じたが、2012年に「ガールズケイリン」として復活。今では女子スポーツのなかでも人気競技として注目を集めている。
ガールズケイリンには特別なレースがあり、なかでも年末に開催されるガールズグランプリは実力者のみが戦える夢舞台。年間獲得賞金上位5選手とトライアルレースから選抜された2選手の合計7選手が、一発勝負で勝敗を争う特別競走となっている。
2018年に行なわれた第7回大会から3連覇を達成し、3年連続賞金女王に輝いた児玉選手は「みんながガールズグランプリに向けて日々練習しています。あと(賞金が)いくらで出場できるとかも考えていて、とてもプレッシャーがかかる大会」と全選手が目標とする大舞台であることを強調した。
東京オリンピックで日本人選手初となるケイリン種目に出場し、自身が持つ日本記録を更新。2015年のガールズグランプリで優勝を果たした小林選手は「オリンピックに出ていて賞金を獲得できていないので、トライアルレースで出場権を掴みたい」と2度目の優勝に向けて、出場権獲得を誓っている。
児玉と小林は、11月20日に行なわれたガールズグランプリトライアル2021に出場。前哨戦となる試合で、児玉は11Rで1着、小林も12Rで1着でフィニッシュし、2人揃ってガールズグランプリへの出場が決定した。
本大会での直接対決が期待される2人。お互いに認め合う存在のようで、小林は「トップスピードにいち早く持って行けるのは天才的」と、児玉のスピードを活かした走りを称賛。対する児玉は「持久力は羨ましい。私は長い距離を漕ぐことができない」と、小林のフィジカルを称えるなど、それぞれの特徴を称えている。
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。