第32回東京スプリント（Jpn III）有力・注目出走馬 ｜ 枠順 ｜ 日程・発走時間 ｜ 中継・放送予定 | 競馬

東京スプリント

ダート1,200メートルでは秋の東京盃（Jpn II）と並ぶ大井の交流競走。2009年にダートグレード競走に格上げされるとともに、前身の東京シティ盃から現在の東京スプリントに改称された。格上げ後はJRA勢が優勢だったものの、近年は南関東勢も2019年のキタサンミカヅキ（船橋）の優勝を含む3年連続連対を果たすなど、健闘している。昨年はサブノジュニア（大井・堀千亜樹）を抑えたジャスティン（栗東・矢作芳人）が優勝した。

日程・概要・出走資格

• 第32回東京スプリント（Jpn III）
• 4月14日（水）
• 大井競馬場 11レース 20:10発走
• 1,200メートル（ダート・右）
• サラ系 4歳以上 選定馬 別定

有力・注目出走馬（性齢、騎手）

サブノジュニア（牡7、矢野貴之）通算39戦12勝

昨年のJBCスプリント（JpnⅠ、大井・ダ1,200メートル）王者サブノジュニアが巻き返しを狙う。

JBCスプリント後は、中央でのカペラS（GIII、中山・ダ1,200メートル）、根岸S（GIII、東京・ダ1,400メートル）に挑戦するも、初距離や初コース、59キロの斤量に泣く形で掲示板外に。前走は大井に戻り、1,400メートルのフジノウェーブ記念（SIII）に出走するも、追い上げ届かず4着に敗れた。

全12勝中11勝を挙げる大井の1,200メートルというベスト条件に戻り、巻き返し必至。昨年のNAR年度代表馬としての意地を見せたい。

リュウノユキナ（牡6、柴田善臣）通算35戦7勝

道営デビューから中央に移籍したリュウノユキナが重賞初勝利を狙う。

昨秋の室町S（オープン、京都・ダ1,200メートル）では、のちにGⅠのフェブラリーSで4着、ドバイゴールデンシャヒーンで2着と好走したレッドルゼルとタイム差なしの2着に。好調ぶりを示すように、今年1月のジャニュアリーS（オープン、中山・ダ1,200メートル）では2着に6馬身差をつけて圧勝。前走の大和S（オープン、阪神・ダ1,200メートル）で連勝するなど、目下の充実ぶりが顕著だ。

大井では初出走となるが、3つの異なる競馬場で4戦連続連対しているだけに、ここでも期待は高まる。

キャンドルグラス（牡7、御神本訓史）通算35戦12勝

3年連続の東京スプリント出走となるキャンドルグラス。昨年の同レースでは単勝60倍超えの7番人気ながらも5番手追走から3着と健闘した。

間隔を空けながら使われ、JBCスプリントでも10番人気ながら5着と掲示板を確保。前走の船橋記念（SIII、船橋・ダ1,000メートル）でも好位追走から直線で鋭い脚を見せて連覇を達成した。

今回は約3カ月ぶりの出走となるが、年齢の衰えも感じさせていない状態。勢いそのままに、3つ目の重賞タイトルを狙う。

サイクロトロン（牡4、北村友一）通算13戦4勝

昨秋に中央1勝クラスで2着に1秒1差をつけて圧勝したサイクロトロン。そこから12月20日に2勝クラス、今年2月20日に3勝クラスをいずれも阪神ダート1,200メートルで勝ち上がり、北村友一騎手を背に3連勝を達成した。

3月21日の前走は横山武史騎手に乗り替わってオープン特別の千葉S（中山・ダ1,200メートル）に出走したが、足抜きの良い重馬場の中、直線で失速して8着に敗れた。今回は大井初挑戦となるが、全4勝を挙げる北村騎手に手が戻る。先行力があり、侮れない一頭だ。

ベストマッチョ（セ8、森泰斗）通算31戦7勝

昨年に中央から地方へと転厩したベストマッチョは、中山でのオープン特別勝利の実績を持つベテラン馬だ。

昨夏に浦和ダート1,400メートルの重賞であるプラチナカップを制すると、次走のテレ玉杯オーバルスプリント（JpnⅢ、浦和・ダ1,400メートル）でもJRA勢を相手に2着と好走。JBCスプリントで7着と善戦した後、12月23日の兵庫ゴールドトロフィー（JpnⅢ、園田・ダ1,400メートル）でも、逃げてサクセスエナジーのハナ差2着と奮闘した。

前走のフジノウェーブ記念でも2番手追走から2着と、サブノジュニアに先着しており、1,200メートルでもスタートを決めて前々でレースを運べれば十分に見せ場をつくるシーンを演出できそうだ。

枠順

枠番・馬番・馬名・重量（性齢、騎手、厩舎）

1-1 ベストマッチョ 56 (セ8、森泰斗、川崎・佐々木仁)
2-2 サイクロトロン 56 (牡4、北村友一、JRA・音無秀孝)
2-3 ナイトオブナイツ 56 (牡8、千田洋、大井・渡辺和雄)
3-4 ヒロシゲゴールド 56 (牡6、北村宏司、JRA・北出成人)
3-5 ブルミラコロ 56 (牡9、達城龍次、大井・堀千亜樹)
4-6 リュウノユキナ 56 (牡6、柴田善臣、JRA・小野次郎)
4-7 ドーヴァー 56 (牡8、東原悠善、大井・久保田信之)
5-8 クロスケ 56 (牡6、真島大輔、大井・柏木一夫)
5-9 サブノジュニア 58 (牡7、矢野貴之、大井・堀千亜樹)
6-10 ノボバカラ 57 (牡9、戸崎圭太、JRA・森秀行)
6-11 トロヴァオ 56 (牡8、藤田凌、大井・荒山勝徳)
7-12 グランドボヌール 56 (牡7、笹川翼、浦和・小久保智)
7-13 キャンドルグラス 56 (牡7、御神本訓史、船橋・川島正一)
8-14 イモータルスモーク 56 (牡4、内田博幸、JRA・金成貴史)
8-15 ナリタスターワン 56 (牡9、川島正太郎、浦和・野口寛仁)

※発走時刻、出走馬、重量、騎手、枠順、成績など当ページ情報は、主催者発表のものと照合してください。

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