東京シンデレラマイル
2007年に創設された大井競馬場のSIII重賞。年末に大井で3日連続開催される重賞の第2弾で、牝馬限定のマイル戦となる。優勝馬にはTCK女王盃およびエンプレス杯の優先出走権が付与。昨年は本橋孝太騎手が騎乗したダノンレジーナ（浦和・小久保智）が優勝した。
日程・概要・出走資格
- 第15回東京シンデレラマイル（SIII）
- 12月30日（木）
- 大井競馬場 10レース 16:30発走
- 1600メートル（ダート・右）
- サラ系 3歳上牝 別定
有力・注目出走馬（性齢、騎手）
ミラバーグマン（牝3、笹川翼）通算9戦4勝
トライアルで快勝してきたミラバーグマンが一気の戴冠を狙う。昨秋の初勝利から2勝目は今夏と時間を要したが、今回と同舞台の前走・東京シンデレラマイルトライアルでは3番手追走から上がり最速の脚を繰り出し、2着に4馬身差をつけて快勝。大井マイルの良馬場を2戦連続1分40秒7で制している点も評価できるだろう。引き続き52キロで出走できる点も魅力だ。
ダノンレジーナ（牝5、本橋孝太）通算26戦17勝
昨年の同競走を制したダノンレジーナは連覇に挑戦する。前走のJBCレディスクラシック（JpnI、金沢・ダ1500）は中央勢が強く7番人気6着に敗れたが、相手関係から巻き返しの可能性は十分。大井ではこれまでに6走して1着4回、2着1回、4着1回と得意にしており、最重量57キロでも圏内だ。
カイカセンゲン（牝3、張田昂）通算8戦3勝
ネオユニヴァース産駒のカイカセンゲンは重賞連勝を狙う。デビューから連勝した後は敗戦が続いたが、前走のロジータ記念（SI、川崎・ダ2100メートル）では中団から徐々にポジションを上げると、直線鋭い脚でウワサノシブコを差し切って重賞初勝利を飾った。まさに素質が開花して本格化してきた印象で、勢いそのままにタイトル連取も。
ケラススヴィア（牝3、森泰斗）通算10戦6勝
今年の牝馬クラシック路線の中心となったケラススヴィアは巻き返しを期する一戦となる。ローレル賞、東京2歳優駿牝馬、桜花賞、東京プリンセス賞と、既に重賞4勝。この秋は盛岡のダービーグランプリ14着、そして前走のロジータ記念で10着と崩れているが、2戦2勝の大井で距離短縮だけに、自らの形に持ち込めば世代最強クラスの実力を発揮できるはずだ。
メモリーコウ（牝6、真島大輔）通算28戦4勝
中央から大井に転入してきたメモリーコウにも注目だ。一昨年に中央で3勝クラスを勝ち上がってからは、牝馬交流重賞を中心としたグレード競走8戦ですべて掲示板内に。直近の2戦は阪神ダート1800メートル戦と福島ダート1700メートル戦でそれぞれ15着、11着と二桁着順に敗れているが、実績なら上位。大井でも昨年1月にTCK女王盃3着があり、緒戦から地力を示すシーンも。
枠順
枠番・馬番・馬名・重量（性齢、騎手、厩舎）
1-1 マルカンセンサー 56 (牝6、矢野貴之、大井・高野毅)1-2 メモリーコウ 56 (牝6、真島大輔、大井・鷹見浩)
2-3 グロリオーソ 52 (牝3、篠谷葵、大井・佐野謙二)
2-4 フクサンローズ 55 (牝7、和田譲治、浦和・宇野木博徳)
3-5 サルサレイア 56 (牝5、的場文男、大井・堀千亜樹)
3-6 ウワサノシブコ 55 (牝3、達城龍次、浦和・岡田一男)
4-7 ダノンレジーナ 57 (牝5、本橋孝太、浦和・小久保智)
4-8 ヒイナヅキ 55 (牝5、岡村健司、船橋・山中尊徳)
5-9 ラインカリーナ 56 (牝5、福原杏、浦和・小澤宏次)
5-10 ミラバーグマン 52 (牝3、笹川翼、大井・須田和伸)
6-11 ケラススヴィア 55 (牝3、森泰斗、浦和・小久保智)
6-12 ルイドフィーネ 56 (牝4、町田直希、川崎・内田勝義)
7-13 カイカセンゲン 54 (牝3、張田昂、大井・藤田輝信)
7-14 レイナブローニュ 55 (牝5、藤田凌、大井・澤佳宏)
8-15 ヴィルトファン 56 (牝5、御神本訓史、大井・藤田輝信)
8-16 テーオーブルベリー 55 (牝4、西啓太、大井・中道啓二)
※発走時刻、出走馬、重量、騎手、枠順、成績など当ページ情報は、主催者発表のものと照合してください。
DAZN競馬 中継・配信予定
東京シンデレラマイル
| 配信日 | レース |
|---|---|
| 2021年12月30日（木） |
1-4レース |
| 2021年12月30日（木） | 5-8レース |
| 2021年12月30日（木） | 9-12レース |
東京2歳優駿牝馬
| 配信日 | レース |
|---|---|
| 2021年12月31日（金） |
1-4レース |
| 2021年12月31日（金） | 5-8レース |
| 2021年12月31日（金） | 9-12レース |