第28回マイルグランプリ（SII）有力・注目出走馬 ｜ 枠順 ｜ 日程・発走時間 ｜ 中継・放送予定 | 競馬

マイルグランプリ

1995年に新設された3歳以上で争われるマイル重賞。大井競馬場の1600メートル戦で、2012年以降は秋開催だったが、昨年、そして今年は夏季に開催される。過去の優勝馬にアジュディミツオーやフジノウェーブなどがおり、昨年は御神本訓史騎手が騎乗したミューチャリー（船橋・矢野義幸）が優勝した。上位2着馬までには「日本テレビ盃（9月29日、JpnII）」の優先出走権が与えられる。

日程・概要・出走資格

• 第28回マイルグランプリ（SII）
• 8月5日（木）
• 大井競馬場 11レース 20:10発走
• 1600メートル（ダート・右）
• サラ系 3歳上 別定

有力・注目出走馬（性齢、騎手）

モジアナフレイバー（牡6、真島大輔）通算22戦10勝

重賞4勝で実績上位のモジアナフレイバーが今回のレースの中心となる存在だ。3月の黒船賞（Jpn III、高知・ダ1400メートル）3着から、前走は5月26日に川崎マイラーズ（S III、川崎・ダ1600メートル）に出走。スタートで出遅れて最後方からの追走となったが、３コーナーからまくってポジションを上げると、直線でも力強く伸びて2着のワークアンドラブに2馬身半差をつける完勝劇を披露した。相手関係、前走で初めて手綱を取った真島大輔騎手とのコンビ継続から、ここでも期待は大きい。

ワークアンドラブ（牡6、笹川翼）通算37戦9勝

そのモジアナフレイバーに対して逆転を狙うのがワークアンドラブだ。5月のかしわ記念（JpnI）10着から臨んだ前走の川崎マイラーズでは好スタートから2番手を追走したが、直線でモジアナフレイバーにねじ伏せられた格好に。それでも最後の一完歩で、逃げたファルコンビークを差して2着に入った点は評価できる。大井の1600メートルは、2019年のマイルグランプリ、昨年のサンタアニタトロフィー勝ちを含む5戦4勝という相性の良い舞台。すんなり先手を取れれば戴冠も十分だ。

グレンツェント（牡8、本田正重）通算34戦9勝

中央での実績を持つグレンツェントも侮れない存在だ。中央時代にレパードS（GIII）、東海S（GII）を勝利した後、2019年に大井へ転厩。初戦となった2019年のマイルグランプリでは、いきなり2着と善戦した。その後、昨年には川崎マイラーズとスパーキングサマーカップというマイル重賞で2勝。8歳ながら衰えはなく、直近10戦で3着以内が9回と安定感も魅力だ。前走の橘S（オープン、川崎・ダ1500メートル）を制した勢いそのままに、ここでも健在ぶりをアピールしたい。

サンロアノーク（牡5、今野忠成）通算27戦6勝

サンロアノークも虎視眈々と重賞初制覇を狙う。デビューした中央では未勝利だったものの、2019年秋の大井転厩から5連勝を記録するなど、徐々に自力を強化。初めて今野忠成騎手を鞍上に迎えた前走は、今回と同舞台のマイルグランプリトライアル（オープン）に出走し、積極的な逃げの手で2着と好走した。引き続き今野騎手とのコンビは魅力で、スタートを決めて先手を取ることができれば、見せ場があってもおかしくないだろう。

枠順

枠番・馬番・馬名・重量（性齢、騎手、厩舎）

1-1 セイヴァリアント 55 (牡5、和田譲治、大井・米田英世)
2-2 キングガンズラング 57 (牡7、本橋孝太、船橋・矢野義幸)
3-3 グレンツェント 57 (牡8、本田正重、大井・藤田輝信)
4-4 サンロアノーク 57 (牡5、今野忠成、大井・福田真広)
5-5 ドーヴァー 57 (牡8、仲原大生、大井・久保田信之)
5-6 ワークアンドラブ 57 (牡6、笹川翼、大井・荒山勝徳)
6-7 コパノジャッキー 57 (牡6、山崎誠士、大井・荒山勝徳)
6-8 ティーズダンク 57 (牡4、矢野貴之、浦和・水野貴史)
7-9 マースインディ 57 (牡6、張田昂、大井・阪本一栄)
7-10 モジアナフレイバー 57 (牡6、真島大輔、大井・福永敏)
8-11 ベンテンコゾウ 57 (牡7、御神本訓史、大井・辻野豊)
8-12 ドリームキラリ 57 (牡9、藤田凌、大井・坂井英光)

※発走時刻、出走馬、重量、騎手、枠順、成績など当ページ情報は、主催者発表のものと照合してください。

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