第54回ハイセイコー記念（SI）有力・注目出走馬 ｜ 枠順 ｜ 日程・発走時間 ｜ 中継・放送予定 | 競馬

ハイセイコー記念

1968年に創設された大井競馬場の2歳マイルSI重賞。1972年に当競走を制覇し、中央でも活躍したハイセイコーを称える意味もあって、創設当初の「青雲賞」から2001年に「ハイセイコー記念」へと名称変更された。2020年から南関東SIにグレードを格上げ。12月15日に開催される全日本2歳優駿（JpnI、川崎・1600メートル）の優先出走権が上位2着までの馬に付与される。昨年は左海誠二騎手が騎乗したアランバローズ（船橋・林正人）が優勝した。

日程・概要・出走資格

• 第54回ハイセイコー記念（SI）
• 11月17日（水）
• 大井競馬場 11レース 20:10発走
• 1600メートル（ダート・右）
• サラ系 2歳 定量

有力・注目出走馬（性齢、騎手）

ママママカロニ（牡2、矢野貴之）通算4戦3勝

ママママカロニがレースの主役候補だ。6月の新馬戦、8月の特別戦いずれも大井の1200メートル戦で連勝すると、圧巻だったのが3走目。9月のゴールドジュニア（SIII、大井・1200メートル）でも好位にとりつけると、2着コパノミッキーに9馬身差をつける大勝劇を披露した。10月の前走、鎌倉記念（SII、川崎・1500メートル）では2着に敗れたが、距離や左回り、遠征など初物づくしだったことを考えれば実りある内容。道中スムーズではない場面もあった中、再び地元の大井に戻れば大崩れは考えにくい。

ノブレスノア（牡2、森泰斗）通算5戦4勝

浦和のノブレスノアも将来が期待されている一頭だ。地元の800メートル戦で新馬デビュー勝ちを収めると、そこから浦和の1400メートル戦で2連勝。2走前には川崎に遠征して1500メートル戦を使われたが、スピードの違いで押し切り、2着に2馬身半差をつけて快勝した。前走の鎌倉記念は逃げて3着も、2着ママママカロニとは1馬身半差で、最後まで粘りを見せた。3戦連続で森騎手を鞍上に迎え、先手を取って自分のペースに持ち込めればここも戴冠圏内だ。

ミスターブラスト（牡2、石崎駿）通算4戦1勝

4戦1勝のミスターブラストも面白い存在だ。7月に地元の船橋1500メートル戦で逃げ切りデビュー勝ちを収めると、同条件の2走目で2着。9月には川崎での1500メートル戦で4着に敗れた。そんな中で前走は平和賞（SIII、船橋・1600メートル）に挑戦。後方待機から上がり最速の脚を繰り出し、勝ち馬から0.2秒差の3着に。新味を出して脚質の幅が広がった中、初の右回りはカギになりそうだが、展開が向けばここでも出番はありそうだ。

ジュンブルームーン（牡2、本橋孝太）通算2戦2勝

ジュンブルームーンは2戦2勝で負けなし。地元・船橋でのデビュー戦は1000メートルで快足を見せつけ、2着に4馬身差の快勝。2走目もデビュー戦と同じく船橋の不良馬場、1200メートルに距離を延ばした中でも難なく対応し、好位から上がり最速の脚で2着に3馬身差をつけて2連勝を決めた。今回は初遠征と初の右回り、2ハロンの距離延長に相手強化と越えるべき壁は高いが、未知の魅力から侮ることはできない。

枠順

枠番・馬番・馬名・重量（性齢、騎手、厩舎）

1-1 ハッピースパイラル 54 (牝2、御神本訓史、大井・藤田輝信)
2-2 フォラステロ 55 (牡2、笹川翼、大井・荒山勝徳)
3-3 ママママカロニ 55 (牡2、矢野貴之、大井・森下淳平)
3-4 カイル 55 (牡2、左海誠二、浦和・小久保智)
4-5 ミネソタ 55 (牡2、町田直希、大井・松浦裕之)
4-6 マロース 55 (牡2、本田正重、川崎・高月賢一)
5-7 ナックファルコン 55 (牡2、達城龍次、大井・立花伸)
5-8 ノブレスノア 55 (牡2、森泰斗、浦和・小久保智)
6-9 イルヴェント 55 (牡2、岡村健司、大井・荒井朋弘)
6-10 ミスターブラスト 55 (牡2、石崎駿、船橋・石井勝男)
7-11 ミゲル 55 (牡2、西啓太、船橋・山中尊徳)
7-12 ジュンブルームーン 55 (牡2、本橋孝太、船橋・張田京)
8-13 キャッスルブレイヴ 55 (牡2、仲野光馬、船橋・渋谷信博)
8-14 サブノリョウマ 55 (牡2、張田昂、大井・阪本一栄)
※発走時刻、出走馬、重量、騎手、枠順、成績など当ページ情報は、主催者発表のものと照合してください。