第67回東京ダービー（SI）有力・注目出走馬 ｜ 枠順 ｜ 日程・発走時間 ｜ 中継・放送予定 | 競馬

東京ダービー

1955年に創設されたTCK重賞でも長い歴史を持つ伝統のレース。羽田盃に続く南関東3歳クラシック三冠レースの第2弾で、大井のダート2000メートルで開催される。上位2着馬までには、7月に開催されるジャパンダートダービー（JpnI）の優先出走権が付与。昨年は山口達弥騎手が騎乗したエメリミット（船橋・林正人）が優勝した。

日程・概要・出走資格

• 第67回東京ダービー（SI）
• 6月9日（水）
• 大井競馬場 11レース 20:10発走
• 2000メートル（ダート・右）
• サラ系 3歳 定量

有力・注目出走馬（性齢、騎手）

トランセンデンス（牡3、森泰斗）通算11戦3勝

トランセンデンスが勢いそのままに2冠目を狙う。門別のデビュー戦勝利からなかなか勝ちきれず、今年から南関東入り。1月のニューイヤーカップ（SIII、浦和・ダ1600メートル）でいきなり重賞初勝利を挙げたが、続く雲取賞（SIII、大井・ダ1800メートル）と京浜盃（SII、大井・ダ1700メートル）はそれぞれ2着、4着に敗れた。

しかし、5番人気まで落ちた前走、南関東クラシック1冠目の羽田盃（SI、大井・ダ1800メートル）では、好位追走から直線の残り50メートルで逃げるアランバローズを捕らえ、1馬身1/4差で完勝。足抜きのいい重馬場だったとはいえ、羽田盃の勝ち時計（1分51秒5）も素晴らしく、勢いそのままに2冠目を奪取するか。

アランバローズ（牡3、左海誠二）通算7戦5勝

2歳王者のアランバローズは巻き返しの戴冠を目指す。デビューから4連勝で臨んだ昨年12月の全日本２歳優駿（JpnI、川崎・ダ1600メートル）では、抜群のスピードを見せて2着ランリョウオーに5馬身差をつける圧勝劇。5連勝で王者となり、NARグランプリ２歳最優秀牡馬に選出された。

前々走の京浜盃ではスタートの出負けから位置取りが後方となったこともあって9着に敗れたが、前走の羽田盃では抜群のスタートから再び逃げの手に。直線でも粘り強さを発揮したが、完全に目標にされる形となり、ゴール前で差されてしまった。圧倒的なスピードはここでも武器となるが、脚質からも2000メートルへの1ハロン延長がカギになりそうだ。

ギガキング（牡3、和田譲治）通算11戦4勝

前走で圧巻の強さを見せたギガキングが一気の戴冠を狙う。門別デビューから今年に南関東移籍。雲取賞4着から3月の花見月特別（船橋・ダ1700メートル）で移籍後初勝利を挙げると、4月のクラウンカップ（SIII、川崎・ダ1600メートル）で2着に。そして前走、今月4日の東京湾カップ（SII、船橋・ダ1700メートル）では、4角で並んだギャルダルを直線で力強く競り落とし、5馬身差の圧勝。レースセンス、決め手はここでも通用しそうだ。

チサット（牡3、笹川翼）通算13戦5勝

今年の南関東移籍から3連勝で臨んだ前走・羽田盃は単勝3.2倍の1番人気に支持されるも、トランセンデンスから0.5秒差の4着に敗戦。スタートも決まったが、11番枠から外を回された分と、前残りとなった展開面も影響した。引き続き走り慣れた大井、3連勝したレースの鞍上である笹川翼騎手に再び手が戻ることもあり、巻き返しがあっても驚きはない。

ジョエル（牡3、張田昂）通算8戦3勝

充実一途のジョエルも侮れない。3月の前々走・椿賞（川崎・ダ1600メートル）で2勝目を挙げると、前走はクラウンカップに出走。長く良い脚を使うと、のちに東京湾カップを圧勝するギガキングに1馬身1/2差をつけて初重賞勝利を手にした。上がり3ハロンもギガキングを0.5秒上回り、ゆとりあるローテーションからここを目標にしてきただけに怖い一頭だ。

枠順

枠番・馬番・馬名・重量（性齢、騎手、厩舎）

1-1 トーセンクロード 56 (牡3、石崎駿、大井・橋本和馬)
1-2 サヨノグローリー 56 (牡3、町田直希、浦和・工藤伸輔)
2-3 セイカメテオポリス 56 (牡3、御神本訓史、大井・渡辺和雄)
2-4 ピースフラッグ 56 (牡3、山崎誠士、川崎・山崎尋美)
3-5 タブラオ 56 (牡3、真島大輔、大井・荒山勝徳)
3-6 チサット 56 (牡3、笹川翼、大井・佐宗応和)
4-7 ホウヨウクリスタル 56 (牡3、吉井章、浦和・藤原智行)
4-8 ギャルダル 56 (牡3、矢野貴之、船橋・川島正一)
5-9 アランバローズ 56 (牡3、左海誠二、船橋・林正人)
5-10 ワールドリング 56 (牡3、今野忠成、船橋・張田京)
6-11 マカベウス 56 (牡3、本田正重、船橋・米谷康秀)
6-12 トーセンマッシモ 56 (牡3、的場文男、浦和・小久保智)
7-13 ブライトフラッグ 56 (牡3、本橋孝太、大井・藤田輝信)
7-14 ギガキング 56 (牡3、和田譲治、船橋・稲益貴弘)
8-15 トランセンデンス 56 (牡3、森泰斗、浦和・小久保智)
8-16 ジョエル 56 (牡3、張田昂、船橋・張田京)

※発走時刻、出走馬、重量、騎手、枠順、成績など当ページ情報は、主催者発表のものと照合してください。