ブリリアントカップ（SIII）有力・注目出走馬 ｜ 枠順 ｜ 日程・発走時間 ｜ 中継・放送予定 | 競馬

ブリリアントカップ

ブリリアントカップは大井競馬場で行われるダート1,800メートルの競走だ。2018年に重賞に格上げとなり、2019年から距離が2,000メートルから1,800メートルに変更。5月に行われる大井記念のトライアル競走として位置づけられ、上位2頭に優先出走権が与えられる。

日程・概要・出走資格

• 第4回ブリリアントカップ（SIII）
• 4月13日（火）
• 大井競馬場 11レース 20:10発走
• 1,800メートル（ダート・右）
• サラ系 4歳以上 別定

有力・注目出走馬（性齢、騎手）

ゴールドホイヤー（牡4、山崎誠士）通算11戦6勝

デビューから川崎所属の生え抜きで今回の中心となる1頭がゴールドホイヤーだ。3歳時に雲取賞、羽田盃を連勝し、東京ダービーでは1.4倍の一番人気に支持された。大一番となったダービーでは1番人気5着に敗れてしまったが（レース後に骨折が判明）、世代でも指折りの素質の高さと評価を受けていた。

故障による長期休み明けとなった昨年12月の勝島王冠では6着、続く今年1月の報知オールスターカップでは7着に敗れた。しかし休み明け3戦目となった前走・報知グランプリカップ（SIII、船橋・ダ1,800メートル）では、サルサディオーネやグレンツェントといった重賞ウィナーたちを振り切り、古馬重賞初制覇。見事な復活を遂げ、今回のレースに臨む。

大井1,800メートルでは雲取賞と羽田盃で連勝を遂げた実績を持つ。東京ダービーは骨折の影響、勝島王冠は骨折明け初戦だったことを加味すれば、コース、距離ともに不安の少ない舞台と言えるだろう。

フィアットルクス（牡6、本橋孝太）通算24戦13勝

JRAでデビューしたが、中央競馬では勝利を挙げられなかった。しかし大井移籍後は連勝街道を突き進み、6勝を記録。2度の2着を挟んで再び勝利を重ね、ここまで積み上げた勝ち星は「13」に上る。

重賞勝ちの実績こそないが、今回と同舞台である前走ブリリアントカップトライアルを圧巻の内容で制覇。1.9倍の圧倒的1番人気に支持されると、後続に3馬身半差をつけてゴール板を駆け抜けた。

中央での出走を除けば、出走はすべて大井。戦績は（13−2−0−1）で、唯一の馬券外も4着と安定した走りを見せている。特に1,800メートルは6戦6勝と得意の舞台。今回、満を持しての重賞初参戦で、初制覇を狙う。

キャプテンキング（牡7、和田譲治）通算24戦8勝 

2017年の羽田盃ウィナー。同年の東京ダービーでは1番人気2着の実績を持つ。

羽田盃以降は長期休養などもあって勝利から遠ざかっていたが、4歳暮れに才能が開花。浦和のゴールドカップを皮切りにフジノウェーブ記念、ブリリアントカップ、そして川崎マイラーズと重賞4連勝を果たした。2020年は一度もゴール板を1着で駆け抜けられなかったものの、前走のフジノウェーブ記念（SIII、大井・ダ1,400メートル）で久々の復活Vを遂げている。

近走は1,400〜1,600メートルを使っていて、勝ち星も同距離が目立つ。久々の1,800メートルがどうかという点があるものの、ブリリアントカップは2019年に制しているレース。そしてフジノウェーブ記念制覇からの参戦というローテーションも2019年と同様で、舞台設定、臨戦過程は問題なさそうだ。

ミスディレクション（セ7、的場文男）通算32戦5勝

中央からの転厩馬。JRAで5勝を挙げた実績馬だ。もっとも中央で挙げた勝利はすべて芝。初のダート出走は前走の隅田川オープンで、4番人気4着に終わった。

父ミスキャストはサンデーサイレンスと名牝ノースフライトの仔。現役時代はプリンシパルステークスを勝つなど芝で活躍し、ダート色の薄い血統背景にある。代表産駒も芝のGI天皇賞春を制したビートブラック。そのため、この馬自身がダートへの適性を示せるかどうかが鍵になりそうだ。前走に引き続き手綱を取る"大井の帝王”的場文男がどう導くか、注目される。

枠順

枠番・馬番・馬名・重量（性齢、騎手、厩舎）

1-1 ブラヴール 57（牡4、笹川翼、船橋・佐藤裕太）
1-2 インペリシャブル 57（牡4、森泰斗、川崎・高月賢一）
2-3 エメリミット 57（牡4、山口達弥、船橋・林正人）
2-4 サルサレイア 55（牝5、町田直希、川崎・内田勝義）
3-5 ミスディレクション 57（セ7、的場文男、大井・上杉昌宏）
3-6 トーセンブル 57（牡6、本田正重、船橋・山中尊徳）
4-7 ブレスジャーニー 57（牡7、石崎駿、大井・橋本和馬）
4-8 キャプテンキング 58（牡7、和田譲治 大井・的場直之）
5-9 ハセノパイロ 57（牡6、張田昂、大井・堀千亜樹）
5-10 ナムラアラシ 57（牡8、今野忠成、大井・渡辺和雄）
6-11 サブノクロヒョウ 57（牡8、矢野貴之、大井・阪本一栄）
6-12 リンゾウチャネル 57（牡5、酒井忍、船橋・矢野義幸）
7-13 フィアットルクス 55（牡6、本橋孝太、大井・藤田輝信）
7-14 ストライクイーグル 58（牡8、御神本訓史、大井・藤田輝信）
8-15 ゴールドホイヤー 58（牡4、山崎誠士、川崎・岩本洋）
8-16 ノーブルサターン 57（牡7、真島大輔、大井・佐野謙二）

※発走時刻、出走馬、重量、騎手、枠順、成績など当ページ情報は、主催者発表のものと照合してください。

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