阪神タイガースの佐藤輝明内野手が、独自の打撃理論を明かした。DAZNの新番組『野球トレンド研究所』の未公開部分をお届けする。
2020年のドラフト会議で4球団競合の末に阪神入りが決まった。恵まれた体格とフルスイングから広角に力強い打球を放つ長距離砲で、福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐級と早くから注目を集めていた。
沖縄キャンプの取材に訪れた野球系YouTuberのトクサンは、その大物ルーキーにインタビューを実施。プロとアマチュアの1番の違いについて「変化球で言えば、決めにくる球が浮かない。変化球が低めにしかこないので、そこを見逃したり拾ったりすることが課題」と変化球の精度の高さを痛感しているようだ。
しかし佐藤の魅力はそういった変化球にタイミングをずらされながらも、バットの先端でボールを拾ってヒットゾーンに飛ばす能力。その極意はボールの軌道にバットの軌道を合わせるレベルスイングにあるという。
「上から(打ちに)いっていると拾えない。レベル(スイング)で振れているから多少は前で合わせられると思います」
一方で、キャンプ期間には様々なことを試していると語る佐藤。その1つがバットで「今はいろいろ試していて、そのなかでも今のバットは重い方のもの。896gでちょっと重くて、試合ではもう少し軽いものを使ったりします」とプロのレベルにアジャストするためにバットの重さを試行錯誤しているようだ。
それが功を奏してか、オープン戦では新人とは思えない成績を残す。3月17日に行われたたオープン戦の埼玉西武ライオンズ戦で、49年ぶりとなるオープン戦における新人の本塁打新記録となる6号本塁打を放ち、オープン戦の本塁打王に輝いた。ペナントでもその活躍に注目が集まる。
野球トレンド研究所
配信:DAZN
配信日:毎週月曜
出演:トクサン、アニキ、ライパチ(敬称略)
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