日本プロ野球選手会とベースボール・レジェンド・ファウンデーション（BLF）は8日、新型コロナウイルス感染症拡大防止活動基金への寄付を呼びかけてた。この活動は、クラウドファンディングサイト『READYFOR』が実施している。
日本プロ野球選手会は、公式ツイッターで会長を務める読売ジャイアンツの炭谷銀仁朗捕手のコメントを掲載。炭谷は「選手会として、感染拡大防止に少しでも力になれればということで、12球団の選手会長と相談し、全選手にこの基金について案内しました。一日も早く日常を取り戻せるように、そして皆さんに最高のプレーを見せられるように、選手は今できることに全力で取り組んでいきます。一緒にこの苦難を乗り越えましょう！」と呼びかけている。
これに賛同するように各球団の選手会長も続々と寄付を行なったことを発表。埼玉西武ライオンズの森友哉捕手、福岡ソフトバンクホークスの中村晃外野手、オリックスバッファローズの若月健矢捕手、広島東洋カープの田中広輔内野手ら4球団の選手会長が寄付を行い、メッセージを送っている。
そのほか、ソフトバンクの柳田悠岐外野手も寄付を行ったことを自身のインスタグラムで報告。「早く普通の生活が戻るように、少しでも力になれればと思い寄付をしました。支援の輪が広がることを願っています。この苦難をみんなで乗り越えましょう」とメッセージを送っている。
なお、クラウドファンディングサイトの『READYFOR』では活動の目的を公開。『#明日をつなぐ』を合言葉に集まった資金を、新型コロナウイルス感染症の防止拡大に取り組む個人・団体・事業者・医療機関・自治体などに対して、活動費用を助成する。
4月3日に立ち上がったこの基金には、8日現在で3648人の寄付者が集まり、52,289,000円が寄付されている。
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