エラーコード %{errorCode}

NPB

【コラム】巨人アンドリースは親日家。ソフトバンク戦でデビューへ|プロ野球

【コラム】巨人アンドリースは親日家。ソフトバンク戦でデビューへ|プロ野球(C)Getty Images
【プロ野球 コラム】読売ジャイアンツ(巨人)は、5月31日からの3連戦で福岡ソフトバンクホークスと対戦する。報知新聞社・灰原万由記者に注目選手を挙げてもらった。
▶▶▶DAZNの詳細をチェックする◀◀◀

巨人の新外国人、マット・アンドリース投手(32)が31日のソフトバンク戦(東京ドーム)で来日初登板初先発する。

4月中旬に夫人の出産に立ち会うため米国に一時帰国し、同21日に再来日。隔離期間を経てチーム再合流後は2軍で順調なステップを踏み、ようやく1軍デビューを果たす時が来た。

来日初勝利へ、助っ人右腕は「1軍初先発、ここまで長かったのでやっと登板できると思うと興奮しています。とにかくクオリティスタート(6回以上自責点3以下)することに集中して投げたいです」と自覚をにじませた。

メジャー通算28勝のアンドリースは188センチの長身から、インステップ気味に踏み込むフォームが特徴の実戦派右腕。決め球のチェンジアップを駆使し、打たせて取る投球が持ち味だ。19年以降はリリーフとしての起用が主になっているが、レイズに所属した16年には先発ローテの一角として、完封勝利を含む自己最多の8勝をマークするなど先発としての実績もある。

そのため、球団からは先発として期待されており、入団が決まった際は「新しい機会ができたこと、先発として見てくれて契約してくれたことに関しても、本当に喜ばしいことでした。先発としてキャリアを積んできてリリーフと先発をいったりきたりするような役割が何年か続いてたんですけど、先発としてやっていくということに関して楽しみであります」と胸を高鳴らせていた。

15年にレイズでメジャーデビューを果たした助っ人右腕は、18年以降は毎年のように移籍を繰り返し、平野佳寿、大谷翔平、沢村拓一、菊池雄星とチームメートだった。「メジャーで日本人選手と関わることが出来たのは、とても良い経験でした。彼らの人間性もそうですし、野球に対する姿勢は見習うものがあり、感銘を受けた」とリスペクトが止まらない。今年のメジャーの開幕戦もテレビでチェック。メジャー開幕戦史上初めて「1番・投手」のリアル二刀流で出場した大谷の活躍には刺激を受けた。

巨人入りが決まると、かつての同僚に日本のことを聞いて回り、「沢村からは野球面ではないけど、交通網、地下鉄が発達していることや、おすすめのレストランなど、生活の面で色々と教わりました」。外国人選手は、日本食への適応ができず苦しむケースもあるが、「18年の日米野球でMLBオールスターの一員として来日したが、日本食はとてもおいしかった」と右腕には問題ない。

チームに合流後は練習中もナインと積極的にコミュニケーションを取り、「街がきれいだし、人々がすごく親切。日本語も努力して学習していますが、しゃべりにくい部分はあるので、ここから頑張っていきたい」とすでに親日家だ。

2軍では5試合に先発し、2勝0敗で防御率は1.35と安定感のある投球を続けてきた。「自分の強みはストライクを先行させるところ。ストライクゾーンでどんどん攻めていって、少ない球数でアウトを取る、そんな投球を見てほしい。最終的にはチームに勝利をもたらす、勝利につながる投球を続けていきたい」。リーグ優勝、日本一奪回へ頼れる助っ人が加わった。

文・灰原万由

1997年6月20日生まれ。24歳。千葉市生まれ、大阪府吹田市育ち。東京工業大学附属科学技術高から中央大学法学部を経て、2020年報知新聞社に入社。昨年から読売ジャイアンツ担当。主に投手を取材中。

関連ページ

【交流戦特集】佐々木朗希との対戦は「歴史に残る名勝負になる」。専門家が見た巨人・岡本和真の成長|プロ野球

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。

●  【番組表】直近の注目コンテンツは?
●  【お得】DAZNの料金・割引プランは?

セ・リーグ

パ・リーグ