パ・リーグで優勝争いを演じている千葉ロッテマリーンズで、盤石のリリーフ陣として活躍する佐々木千隼投手と益田直也投手が、意気込みを語った。
47年ぶりのリーグ優勝に向けて、首位のオリックス・バファローズに1.5ゲーム差と迫るロッテ。今季はリーグトップの109盗塁と機動力を生かした野球で、527得点を叩き出している。一方の投手陣は、救援陣が救援防御率2.93と好パフォーマンスを披露。中でも8回の佐々木千、9回を投げる守護神の益田は盤石だ。
5球団競合のドラフトから5年を経て、度重なるケガからの復活を遂げた佐々木千。今季は先発から中継に配置転換され、48試合に登板して防御率1.24と圧倒的な成績を残している。中継ぎながら自己最多となる8勝を挙げるなど、チームに欠かせない選手の1人へと成長した。
そんな佐々木千の代名詞となったのが「脱力感」だ。ケガからの復帰は「(肩が)痛くない投げ方探し」から始まった。試行錯誤の末にたどり着いた答えが、「力を抜いて投げる」だったという。今でも腕を振ろうと力が入ってしまうことがあるようだが、投球のイメージは「腕を降るんじゃなくて、腕に振られたい」。
この力感のないフォームから、150km/hを超えるストレートやキレのある変化球を投じることで、打者はタイミングが取りづらい。悲願のリーグ優勝に向けて佐々木千のさらなる活躍に注目が集まる。
佐々木千と同様に大車輪の活躍を見せているのが、ロッテの守護神として活躍する益田。ここまでリーグトップの34セーブを挙げ、9月にはプロ野球史上17人目となる150セーブを達成した。
自己最高成績を残す益田は、クローザーとして「全部のシチュエーションを想定してからマウンドへ上がっている」とその心構えを明かす。なかでも考えられる全ての最悪の状況を整理することで、マウンドでバタつくことはなくなった。
ロッテ一筋10シーズン目を迎えた益田は「今年壊れてもいい」と優勝への貪欲さを見せる。悲願の優勝に向けて、守護神が最後まで右腕を振り抜く。
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