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西武がスペイン語通訳を募集、スペイン語圏からの選手発掘に本腰

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西武がスペイン語通訳を募集、スペイン語圏からの選手発掘に本腰球団提供
【プロ野球 ニュース】埼玉西武ライオンズは、11月2日に編成グループ国際業務担当としてパナマ出身のフェルナンド・セギノールと契約したことを発表。今後のスペイン語圏選手の発掘に本腰を入れる。
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埼玉西武ライオンズが5日、スペイン語の通訳を募集すると発表した。期間は今月30日までで、採用予定人数は1名となっている。

西武では11月2日に、編成グループ国際業務担当としてパナマ出身のフェルナンド・セギノールと契約したことを発表。渡辺久信GMも「セギノールにはアメリカ、中南米に多くのパイプがある。彼は人間的にも大変すばらしいし、そういったエリアの人たちともしっかりコミュニケーションを取りながら、ライオンズに貢献してくれると思う」とスペイン語圏からの選手発掘に本腰を入れている。

今回募集するスペイン語通訳の業務内容は「通訳業務だけではなく、外国人選手が日本のプロ野球界において最大限のパフォーマンスが発揮できるための環境作りの業務を担っていただきます」となっている。

「外国人選手と監督・コーチ・選手・スタッフの間の通訳業務」はもちろんのこと、「グラウンド上での(主に外国人選手の)練習サポート」や、「外国人選手が日本の文化に馴染むためのサポート」も記載されている。

西武と言えば今年6月、試合前に外国人選手へのサプライズメッセージビデオを上映。主力選手や辻発彦監督から、家族と離れ単身日本でプレーする外国人選手たちへの激励メッセージから始まり、最後は母国にいる家族からのサプライズメッセージで締めくくられていた。突然のビデオ上映に涙したザック・ニール投手やリード・ギャレット投手の姿も印象的だった。

実はこのビデオは、通訳が発案したものをベースに動き出したもので、球団スタッフや監督・選手が一丸となって完成させた。西武の通訳を取り巻く環境には、単に外国語と日本語を変換して伝える、という語学のコミュニケーションのみにとどまらず、まさに外国人選手に寄り添う、そんな風土が根強く定着している。

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