交流戦における「2021 プロ野球月間最優秀バッテリー賞 powered by DAZN」の候補が発表され、セ・リーグ、パ・リーグからそれぞれ3組が選出された。
昨季に引き続き実施される月間のバッテリー賞では、昨年に引き続きセ・リーグは多村仁志氏、パ・リーグは中村紀洋氏が選考委員長を務める。DAZNの公式Twitterで、ユーザーによる投票形式で、両リーグのバッテリー賞を決定する。
今回発表されたバッテリー賞候補選手たちは5月25日から6月16日までの成績で選出されている。候補者たちは以下の通り。
セ・リーグ候補バッテリー
選考委員長:多村仁志氏
濵口遥大─伊藤光(横浜DeNAベイスターズ)
濱口投手は6月11日の日本ハム戦で2年ぶりの完投勝利を挙げるなど期間中20イニングで19奪三振、交流戦トップタイの防御率0.90を記録した。伊藤捕手は安定感のあるリードとだりつ2割6分3厘でチームを支えた。
小笠原慎之介─木下拓哉(中日ドラゴンズ)
2015年のドラフト1位・小笠原投手は期間中の18.2イニングを17奪三振と躍進。6月9日の楽天戦では、今季最多119球の粘投で4勝目を飾った。木下捕手は期間中、打率3割8分6厘を記録。5月29日の日本ハム戦では昨年のキャリアハイに早くも並ぶ6号本塁打を放つなど「打てる捕手」としての存在感が光っています。
青柳晃洋─梅野隆太郎(阪神タイガース)
侍ジャパン入りを果たした阪神バッテリーが2カ月連続のノミネート。青柳投手は期間中16イニング12奪三振、防御率1.13、2勝を挙げて交流戦6連勝締めに貢献した。梅野捕手は交流戦2位のチームの扇の要として支えた。
パ・リーグ候補バッテリー
選考委員長:中村紀洋氏
伊藤大海─石川亮(北海道日本ハムファイターズ)
伊藤投手は期間中3試合に先発して無傷の3連勝。勝利数と防御率0.90はともに両リーグトップタイと抜群の安定感を見せました。また、全3戦でバッテリーを組んだ石川捕手は期間中の打率2割1分4厘、4打点と新人王候補を堅実にサポート。正捕手の座へ大きくアピールした。
平良海馬─森友哉(埼玉西武ライオンズ)
平良投手は交流戦8試合8イニングを投げて8奪三振。開幕から無失点記録を伸ばし、プロ野球記録を更新した。森捕手は期間中の打率3割9分3厘、3本塁打、6打点と打撃面で大きく貢献した。
山本由伸─伏見寅威(オリックス・バファローズ)
山本投手は交流戦3試合に先発し3勝、防御率1.23、33奪三振。交流戦最優秀選手賞に輝き、オリックスの11年ぶりとなる交流戦優勝に大きく貢献した。全3戦でバッテリーを組んだ伏見捕手は期間中の打率2割5分6厘、6打点と攻守両面で勝利に貢献した
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