読売ジャイアンツは25日、池田駿投手と東北楽天ゴールデンイーグルスのゼラス・ウィーラー内野手による交換トレードが成立したことを発表した。
かつてはニューヨーク・ヤンキースでもプレーしたウィーラーは、2015年に楽天に加入。2017年には31本塁打を記録し昨年までの5年間で106本塁打を放つなど、長打力が持ち味のスラッガーだ。
メインの守備位置は三塁ながら、楽天入団一年目には一塁手や外野手としてもプレーしている。
一方、楽天へ移籍する池田は、2016年ドラフト3位で巨人に入団。プロ1年目の2017年には開幕一軍に名を連ね、33試合に登板し37.2回を投げて自責点14、防御率3.35の成績を残した。しかし昨年は2試合の登板にとどまるなど、出場機会が限られていた。
ウィーラーは楽天の公式サイト上で次のようにコメントした。
「今回、このような形で新天地でプレーする機会をいただいた球団に感謝しております。楽天野球団とファンの方々には、イーグルスの一員として日本でプレーする機会をいただいたことに感謝してもしきれません。東北で5年半プレーできたことは私や私の家族の人生に大きな変化をもたらせてくれました。イーグルスのメンバーとしての東北での時間を忘れません。ただ私にはプレーヤーとしてまだやらなければならないことがあります。心から愛するイーグルスのチームメート、全員の活躍を願っています。本当にありがとうございました！また会いましょう。」
池田も巨人の公式サイト上でコメントを残している。
「ジャイアンツファンの方々のご声援は今でも頭に残っております。チャンスをいただいた東北楽天ゴールデンイーグルスの期待に応えられるよう全身全霊で頑張ります。温かいご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。」
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